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おしゃべりきものⅡ-または、おしゃべりねこ

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名残の野沢菜など

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美味しく食べていた野沢菜漬けが、もうあと一回分残るだけになった。お名残惜しや。
ハシモトさんが夜中にどさっと置いて行ってくれた飯山の野沢菜を10キロ漬けて、惜しみながら食べて来た。
今日はせっかく野沢菜を出して来たので、冷やご飯をとっておいて、お茶漬けを堪能した。


名残の野沢菜など_a0203003_2213664.jpg

五泉のオオセキさんの里芋、傷んだ所を取って鶏肉と煮た。この里芋もこれでおしまい。一緒に煮たうちの里芋はやや粉質で、オオセキさんのはとろりと柔らかく煮えた。品種もちがうだろう、土が違う、ウデも違う。ハシモトさんもオオセキさんも、超漢珪(チョーハンギュ)先生繋がり、自然農業の講義を一緒に聞いたのだ。

うちのさといもにとがった芽が出始めていたので、全部は食べずタネ芋にする。

冬ごもりの食べ物が一つ一つ終わるのは、それだけ春が近づいているのだ。


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マグロをころころに切ってわさび醤油をまぶし、とろろ芋をおろしかけた。



by buribushi | 2015-02-28 22:26 | たべもの | Comments(4)

鍾馗さまの幟

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近所の体育館の前を通ったら、入り口に大きな鍾馗さまののぼりが出ていた。
どこかのおうちの、端午の節句ののぼりだったものか。季節には早すぎると思うけど、迫力のあるいい鍾馗さまだった。
むかし、孫にのぼりを贈ろうと思って染物屋さんへ行き、手で「このくらいの大きさ」と示したら、「おくさーん、大売り出しの旗じゃないんだから」と言われてしまったのを思い出した。
分相応、ということがあるでしょう。


鍾馗さまの幟_a0203003_1531393.jpg

お顔を。

端午の節句どころか、ひな祭りも、わたしらが子どもの時みたいに1ヶ月遅れでいいんだよね。今日も雪や霰が降り、とても寒い。

一ヶ月遅れで思い出した。むかし魚沼で、四月八日(しんがつようか、と発音)のお供えはよもぎ餅で、一ヶ月遅れた五月はじめにようやく新しいヨモギが使える。なんの疑いも無く五月八日に「しんがつようか」をやっていた。
その時のよもぎ餅は、餅米(うるち混じりか)の粉をこねて一度蒸し、それをもう一度搗いて、丸く平たくしたのへあんこを挟んで二つ折り、という、作り方も形もふだんの餅とはちがうものだった。「つっけえし」と呼んだ。「搗き返し」か。今でも古式にやっている家があるかしら。
核家族、というもの、お互いに気がラクになって、もうもとへはもどらないだろうけど、それで年中行事は一掃されたんだろうね。おむすびさえ作れない人の多さ、まして団子やちまきは年中売っている。



by buribushi | 2015-02-27 15:41 | その他 | Comments(6)

地味ーなおかず

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うちの畑の大根を切り干しにしておいたのを戻して、油揚げとちくわを同じくらいの大きさに切り、太白ごま油で炒めてみりんと醤油、大根の戻し汁を入れてゆっくり煮た。



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生干しのニシンと昆布をストーブの上でゆっくり煮た。やや甘辛い味にしてある。
こういう、ゆっくり煮た、しんみりした味のものがあると、あと漬け物とおつゆで十分。夫は男の子なのでもっとトトっ気(なまぐさもの)も欲しいから、もつと人参牛蒡、うちで取れた大根、長ネギ、で、みそ味のもつ煮も作った。



地味ーなおかず_a0203003_1084582.jpg

毎晩すこしずつ炒って食べるぎんなん。
寝小便の子どもに食べさせるといいと覚えていたので、夜中におしっこに起きなくていいように。



by buribushi | 2015-02-26 16:00 | たべもの | Comments(6)

天神さまとお習字

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うちの天神さまにお出ましいただく。これは土人形で、一昨年まで飾っていた桐塑のものよりたぶん古いし、小さい。お菓子は、予約しなかったので梅はもう売り切れていた。


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20代で亡くなった夫の兄が供えたお習字が残っていた。



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こっちの天神さまの方が大きいし左右に従者?もいて飾り映えがするのだが、いかんせんぼろぼろになってしまった。それと、お顔が恐い。
長くこれを飾ってきたが、引退していただいた。



by buribushi | 2015-02-25 17:30 | くらし | Comments(8)

文旦とヒガシヤマ

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高知の安芸にいる妹が送ってくれた文旦。この、味が濃すぎず、歯触りがパリパリ、しゃっきりとした文旦は、ほかの柑橘類とちょっと違う気っぷのいい味。とても好きだ。


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小さいさつまいもの干したの、「ヒガシヤマ」。どうしてそう呼ぶのかは知らない。むっちり、ねっちり、これもほかの干しいもとは干しいもがちがう。一度だけ食べたことがあって、あこがれの味だったが手に入らなかった。

こんな小さいサツマイモを、丁寧に皮を剥いて、蒸して、(蒸して剥いたのかもしれない)生干しに仕上げてある。小さい芋でなくてはならない、極上の食べ物。
こんなものを作ってしまう人を、というか、土地を、尊敬する。
一人で全部食べてしまわないよう気をつけよう。

(あとで分かったことに、何時間も煮込んだいもを、2週間も3週間も風にさらして干すんだって。お菓子より高価なのはその手間のため)

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オマケ写真、今日の白鳥。
姿勢が低いのが多い、と思ったが、拡大してみたら首を羽の下につっこんでいる。寝ているのだ。おなかが満ちてお昼寝か。おやすみ。



by buribushi | 2015-02-24 17:04 | たべもの | Comments(11)

亜創さんのうつわ

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柏崎のギャラリー・タンネで手に入れた小島亜創のうつわ、伸びやかに蔓草が描いてある。

亜創さんは長野の大町に住み、一家で食べる米や野菜を生産、鶏も飼い、ミツバチも飼い、自作の窯で焼き物をしている。古い民家を自分で直して住み、4人の子たちをそだてている。
その暮らしぶりを雑誌で見て、彼の焼き物が欲しいと思っていた。藍色の点々が同心円をなして描かれている「呉須絵」が欲しいがいまは無かったから、いつか、機会を見つけて。

どのくらいの値段か分からないので、子どもに貰ったお年玉の袋から、500円玉貯金の缶まで持って出かけたが、まるで欲のない値段だった。
いい年だからもう買わなくていいという考え方もあることは承知しているが、いい年だから、使うたびにいいなあと思う好きな物が使いたい。

値段とは関係なくて、盛岡の光源社で買った吹きガラスのコップも、100円ショップのコップも、好きなものは好き。


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亜創さんの、灰釉?の鉢。いかにもざんぐりとしている。
一番大きい鍋に米のとぎ汁を満たし、ふきんに包んだ焼き物を入れてストーブに載せて、ぐらぐらと煮た。冷めたのを洗って乾かしたもの。


亜創さんのうつわ_a0203003_21342358.jpg

去年タンネで買ったお皿。作家の名は忘れた。あたたかい白。



by buribushi | 2015-02-23 22:01 | 買い物 | Comments(6)

天神様の日

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この辺りでは2月25日は「天神講」と言って、天神さまを祀る日になっている。
先日、義姉の所へ送るふきのとうその他を探しに道の駅を回ったとき、国上の道の駅では天神講のお菓子を展示していた。天神様の画像も何種か掛けてあった。
これはのちの天神さま、菅原道真が、帝に賜った衣を見ているところか。


天神様の日_a0203003_16571452.jpg

天神さまは、学問の神さまとして拝むことになっている。
お供え物は松竹梅をかたどった菓子で、落雁、生菓子、砂糖菓子などが売られる。ここでは天神さまそのものが落雁になっていた。悲運の果て神様になったひととも思えぬかわいらしさ、お髭がネコのようだ。

私が子どものころは甘いお菓子などめったに口に入らなかった。たまに、結婚式の引き出物に、あんこの入った鯛の形の落雁をもらい、切り分けてもらうのがとても嬉しかった。
うちも天神さまの土人形を出してお菓子を供える。あんこの入った落雁を三つも買ったらもてあますから、梅だけにする。


天神様の日_a0203003_16565453.jpg

天神講にお習字を供えると上達するという。
うちの、天神さまが入れてある箱に、20代で早世した夫の兄のお習字もはいっている。「松竹梅」という、整っているが線の細い文字。
この子たちはらくらくと、たっぷりとした字を書いているね。



by buribushi | 2015-02-22 17:23 | 季節 | Comments(6)

深い青空・ねこ地蔵

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朝から雲が一つも見えない晴天になり、日差しがほんのり暖かい。
真っ青な空の深さよ。



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草や木をごたごた生やしてある通称「藪」にあるお地蔵さまは、先代のネコ、ぶーちゃん、先々代のネコ、オジの墓じるしになっている。ほんとにいいネコたちだった。もうとっくに天然に帰ったことだろう。



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水仙の芽。雪が消えたらもうこの大きさだったので、雪の下で芽を出していたのだと思う。



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畑の入り口で、ムクゲの切り株にキノコが生えていた。たしか去年の秋も生えていた。ナラタケモドキではないだろうか。



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大根が見えるようになったので少し抜いて来た。凍みて傷みかかった上の方を除いておろし大根にしたら、穏やかな甘い味。残りは切り干しにしよう。



by buribushi | 2015-02-21 16:41 | 季節 | Comments(6)

青空と白鳥と 小荷物

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午前中は青空が見えた。うちから少し新潟寄りへ移動したらもう雪はない。右に雲を被った弥彦山。


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うちから遠からぬ田んぼ。今日見た群れは大きくて、100羽くらいはいたと思う。近づけないので、全体を写すことが出来ない。


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望遠で。
白い横縞のように見えるのは、雪の消えた田、消えない田があるから。


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うちから長岡市内方面へ寄るほどに雪はまだ残っているところ。

あちこち移動したのは「道の駅」をハシゴしたため。
ハシゴしたのは、東京のさる所へ小荷物を作って出すため。
小荷物中身。ふきのとう。アスパラ菜。豆餅つきたて。たい菜塩漬け、打ち豆(煮菜用)。エゴ練り。ほかに糸魚川のあめ玉(先方好物)。

ついでに自家用買い物。国産レモン。耳もち(餅切り落とし)。塩鮭切り落とし。



by buribushi | 2015-02-20 17:23 | その他 | Comments(8)

よく着るもの

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いつから着ているかわからないほど古いシャツ、どこで買ったかも忘れてしまった。ジ*スコか、ヨー*ドーか、そんなところだと思う、何かのついでに色も好きだし安いし、さっと買ったもの。
古い自分の写真を見て驚く。街で着ている、海岸でワカメを拾ったときも、とんぼ玉を作っているときも、畑でも着ている。ストーブの扉を開けた時とんだ火の粉で溶けて穴があいたままだから、天然繊維ではない。今も好き。似合う(と思う)。
行きずりに知り合った人と親友になったような気持ち。


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これはヨ*カドー内のテナントで。今頃の季節で、冬物一掃で安かったのだ。花が刺繍してあるものなど着たことがなかったが、取ればいいやと思っていた。全体にもう少し赤みがかったあずき色だったが、褪せた。
十数年経って、まだ洗えばこの通りぴしっと型が整う。不思議に人に褒められるセーターで、似合うとか、どこで見つけたのとか。
これも行きずりに知り合ったら意外に気が合ってしまったくち。


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これは25年前。上の娘がもめん屋の店をしていた時、たまに店番をしたり、古木綿の仕入れに競り場へ行ったりしてまとまった小遣いをもらった(古物免許はとっくに返上した)。
その時思い切って高いセーターを買ってうれしかったが、もう一枚、色違いを自分で洗おうとして縮ませてしまった。どんなセーターも自分で洗っていたが、絹混紡なんて初めてで、失敗の巻。すこし気のおける友達。



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これはここ数年内のもので新しい。ずぼっとした、チュニック型は好きだし、グレイも好きだが、着ていて褒められることはない。われ人ともに慣れすぎて値打ちが分からなくなっている友達。



by buribushi | 2015-02-19 19:19 | きもの・衣服 | Comments(5)

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