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おしゃべりきものⅡ-または、おしゃべりねこ

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古い古い写真

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片付けをしていたらこんな写真があった。
母に抱っこしている妹が昭和16年の12月生まれなので、これは昭和17年春ごろ写したものだろう。後列後ろから母方の祖父。運転手の〇さん。伯父。伯母(父の姉)。
前列は母と末の妹、立っている子どもが私、父とすぐ下の妹。
伯父40歳、伯母36歳、父32歳、母28歳。子どもは私が4歳、妹が2歳、末の妹が5か月くらい。
この子ども達がみんな70代になっているという、古い古い写真である。

後ろにバスが写っているが、伯父は友人と3人で小さいバス会社をしていた。父はそこの運転手として呼び寄せられたので、私たち姉妹3人までは岐阜県で生まれている。

祖父の年はわからないが、母はその長女だから、60そこそこだったと思う。祖父も伯父伯母も、いまの私よりはるかに若いのだが、いま見ても年上の人のような気がする。昔の人は大人っぽかったな。
祖父が娘を訪ねて来たもので、一緒に集落の名所「隠居山」へ登った日を覚えている。祖父が岩によじ登り、「誰かここでまんま食って行った。竹の皮がぶちゃって(捨てて)ある」などと言った。

手前のバスが半分入っているのが車庫兼用の伯父の家で、この十年あまり後に私の養家になった。

写真なんかやたらにある、少し残して捨てようなどと言っていても、こんなのに出会うと手がとまってしまう。



by buribushi | 2013-01-11 19:46 | ひと | Comments(4)

今朝の軽い雪

今日は最高気温-0.7度、最低気温-2度。雪は細かく軽い「寒い雪」である。
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吹雪避けの細かい網を張ってある。出入りするためあまり低くはできない。この程度で、玄関直前までは雪が入らない。
私の手前に、登校する小学生。


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今日は消雪パイプの水が出ていたので、雪かきが終わったら写そうとおもったが、その頃には水が止まっていた。
車庫前の除雪中、ばらばらっと固い雪が頭を直撃。お向かいの除雪機が勢い余ったのだ。うわーっと叫んだらすぐに止んだ。道一本隔てているのだから、小型機と言えども強力なものだな。


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薪用材木にも新しい雪(4日に写したのと同じ木)。



by buribushi | 2013-01-10 22:06 | 天候 | Comments(6)

昭和44年の炬燵

立てかけてあるのが、昭和44年から使っている炬燵。
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私の子ども時代は、炬燵は灰の入ったブリキの箱が床から床下へ向けてはめ込んであって、そこへ炭火を入れる。火には灰を被せておき、外から帰っておお寒い、というような時はその灰を「ほげて」火を強くした。
木製のやぐらを置き、布団を掛けた形は,今の炬燵と同じ。やぐらを除けて網を掛ければ餅も焼けたし、鍋物を煮ながらご馳走になったこともある。
火の上には木で格子に組んだ桟が載せてあってそこへ足を載せる。桟はしばしば焦げていたし、炬燵から火事が出ることもあった。

養女に行ったら、寝るときは自分一人の炬燵を使った。灰を窪めて粉炭を入れ、その上に炭を置き、炭の上に火種を置いて火吹き竹で吹いた。パチパチと炭が起きると、周りに灰を掛けて火が長持ちするようにした。そこへ足先を入れるように布団を敷いた。
二方がガラス窓、一方がふすま、もう一方はふすまを開けると押入になっている四畳が私の部屋だった。朝起きるとガラス戸に氷が羊歯のような鳥の尾のような模様になっている時期も、窓は天竺木綿のカーテン一が枚だけ。それでも、明治より古いと思われる新潟の生家は、吹雪が通るとどこからともなく、顔の上にチカチカと粉雪が落ちるのだったから、気温は新潟より低い岐阜の冬を苦労に思ったことはない。

電気炬燵の話をしようと思ったのだった。
昭和44年の電気炬燵は脚が少し揺らめくだけで現役である。でも、あんまり古いのは、何か、アブナイかも。と、いうことになって、新調した。新しいのは、やぐらの裏はヒーターを取り付けてなくて、電気毛布のように配線してある。
夫が全然温まらない、と言うので、温度計を入れて置いた。35度前後。体温より低い。お店に電話すると、昨日ちゃんと説明申し上げたし、納得してお買いあげになった、と言う。温かくないとは知らなかった。温かくなくては意味がない、とにかく一度行きます。
喧嘩になるかも知れないと思ったから、朝、髪を洗い、一番いいセーターとジーパンを着て、背中を伸ばして行った。
顔を見れば、お互い笑顔もして、気をつけて話す。この機種がこういうものなのか、この個体のモンダイなのか、それだけでも知りたい。それまでは古いので我慢しているから、調べて欲しい。そう言うと、同じ機種を持って来てならべ、電気を通して見せてくれた。同じこと。
ヒーター部分だけ、取り替え用に売っているのを見つけた。結局それを買い、夫が古い炬燵やぐらに取り付けてみて、やっと温まれる炬燵になった。炬燵を外されたり、出来たり、ピースは忙しかった。

炬燵のような、構造の単純なものは、40年経っても別に心配なかったかも知れない。
買い物上手だったのかヘタだったのか、ばかだったのかおリコウなのか、さっぱりわからない。



by buribushi | 2013-01-09 23:04 | くらし | Comments(9)

娘の描いたメリーゴーラウンド

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末の娘が描いたメリーゴーラウンド。大事に仕舞っておいたけど、汚れも破れもあるのは、40年近い年月のせいだ。
このままにしてしまうのは惜しく、きれいに修正してTシャツにでも染めたら楽しいな。まずどこかでカラーコピーを取って見よう。

一緒に竺仙で浴衣を買った時、吉原繋ぎの角を立てた四角が、布一幅に半柄しか入らないという、ごく大柄を選んでおっ、と思わせたり、こんな絵を描いたり、案外キモの太いところがある。

おなかに居始めたころ、私が養母との同居がまた始まって大ストレスあり、生まれるまで悪阻が治らなかった。子どもの身体にもわるかったことだろう、いろいろ、済まなかったという思いが消えない。上の子より10年遅れて生まれている。

一人でやる仕事(片付け・そうじ・その他便利屋)を選んだのも意外だったが、仕事は楽しいそうで、お客さまに可愛がられてそこそこ身過ぎ世過ぎをしているようだ、余計な心配をしてもしょうがない。



by buribushi | 2013-01-09 18:03 | ひと | Comments(8)

ドクダミ化粧水Ⅱ 生葉篇

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2011年6月に漬けておいたドクダミ生葉を漉して、グリセリンを適宜に入れたもの。
梅酒用の大きい瓶に、洗って水気を切った生のドクダミを瓶の肩までぎゅっと詰めて、20度の焼酎を口までいっぱいに注ぎ、いままで置いた。
晒し木綿で漉して、グリセリンを適当に混ぜて終わり。
今日、出たついでに100円のスプレー瓶を3本ばかり買って来た。進呈用なり。

2004年ものの、干した葉で作ったのを使い始めたのはたしか冬に入ってからだった。左頬にかなり大きい茶色のシミがあったが、気がついたらずいぶん薄くなっている。煎じて飲んだら中からも効くかな。ストーブに薬土瓶を掛けよう。

漉したあとのドクダミの葉は、晒し木綿の袋に入れて風呂に浮かべた。温まりました。
晒の袋は幾つも縫ってあって、「あんこ用」「薬草用」などと書いておいた。
そんな、袋を縫う、テーブル掛けの縁を縫う、ジーパンの膝をかがる、ような日常の用を足すのに、直線が縫えるだけでいいから使いやすいミシンが欲しい。いまある職業用ミシンは二十何年前に娘に貰ったもの、優秀な機械なんだろうけどめったに使わないのでいつも調子がわるい。さることの金子(きんす)、郵便局に振り込みあり。買っちゃおうかな。糸かけのたやすい、糸巻きの出し入れがし易い、いろんな目盛りなんかがはっきり見えるやつを。

今日買った本、岩波文庫「風と光と二十の私と・いずこへ」坂口安吾。小学館文庫「死ぬという大仕事」上坂冬子。

今日の最高気温2度。那覇へ行っている神奈川「ひよこ」さんから、23度あって蒸し暑い、って!



by buribushi | 2013-01-08 16:40 | くらし | Comments(6)

畳のいい匂い

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6時前に畳屋さんが来て、表替えした畳を敷いてくれた。いい匂いもして、見るからにさっぱりとした。

乾いた布でよく乾拭きして、その時縁には触らないように。畳のほうについている「粉」が縁につかないほうがいいから。縁はこんな手つきで払って、とやって見せてくれた。

部屋から出した物は、よく選り分けてから納めるように今夜は何も戻さない。
雑誌を開いて、要るページを切り取ってから残りを資源ごみに括る。これなら、雑誌を買ったら読みながら要るところを切り取る、という、どこかで見た話を実行していたら一度で済むわけだ。

写真に撮らないようにしていた、ネコが引っ掻いたふすまも今年は貼り替えよう。出しっぱなしの本を収めるスペースは、いまの本棚を見直して本を減らして作る。

考えていても片付かないけど、畳の表替えというきっかけで気持ちも動き出した。



by buribushi | 2013-01-07 20:41 | くらし | Comments(8)

畳屋さんの来た朝

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畳屋さんがきて、畳を運んで行った。

ピースはうろうろ、落ち着かない。





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ほーら、おんもがよく見えるよー。いいお天気で、雪が枝から落ち始めたね。



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あとは自分ひとりでよく見なさい。




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ここも見よう。



by buribushi | 2013-01-07 14:01 | 猫・動物 | Comments(6)

ものを置かない部屋

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ものを置かない部屋は、なんとさっぱりとして気持ちのいいものだろう。
明日、畳屋さんが来るので、八畳においてあるものを隣の板の間へ運び出した。その気持ちの良さ。

その分、板の間は惨状。座布団、私の小机、ワープロ、辞書、本、本、本。針箱、縫い掛の布。とりあえず風呂敷包みにしたものと、取り敢えず手提げに入れたものがひしめく。
これをもう一度同じところへ運び込むことだけは、決してしたくない。どこかへ押し込めたって同じことだから、捨てなくてはならない。
ホームページの古い写真を見ていたら、ごたつきは年々ひどくなっていることに気がついた。

よーし。友だちが来たら、あらー、ここのうちじゃないみたい。と、言わせてやろう。

畳も、こうしてむき出しにしてみると、板の間から入る所の一枚がひどく擦り切れているだけで、部屋中がそんなにひどいわけじゃない。
座布団にカバーを掛けるように、上敷きを敷きたい。夫が嫌うので今まで敷かなかったが、花ござのさっぱりした柄のなんて、いいものだ。もう一度提案。



by buribushi | 2013-01-06 15:22 | くらし | Comments(13)

ドクダミ化粧水

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今使っている化粧水(左・945円)、乳液(中・1575円)は、香料も入っていない。日焼けでヒリヒリしたときなど、他の何をつけても治まらなかったのにこれで楽になった。
安いのも有り難くて、もう20年以上これだけ。なぜか化粧品屋や薬局に売っていなくて、全然関係のない商売のお店にあった。

去年、行って見たらお店が閉まって、もう別の人が入っていた。
調べて見たらこの辺りに代理店はない。ネットでも買えるが、幾ら以上だと送料無料、などとあるとつい余分に買ったりして。

思いついて、床下倉庫から「ドクダミ化粧水」(右)を持って来た。
2004年と書いてあるから、例によって作ったら気が済んでろくに使わずに忘れていたらしい。
使ってみたら、朝、顔を洗うときの手触りがするっとして滑らかになって来たようだ。
10年近く経っているが、アルコールが和らいでちょうどいいかも知れない。いい物を見つけ?たし、また作って置こう。

乾燥させたドクダミを梅酒の瓶に軽くいっぱいに入れて、20度の焼酎を瓶の口まで注いだ。何ヶ月置いたか、液が茶色になったころドクダミは取りだして、ガーゼで漉したのへグリセリンを入れて置いたものだ。

新潟の本町市場の近くでラーメンやさんに入ったとき、おかみさんは肌がしっとりしてきれいな人だった。ばかに肌がきれいでらっしゃるけど、何を使って?と聞いたら、これ。と、大きいペットボトルに茶色の透明な液体が入っているのを見せて呉れた。すぐ、作り方を聞いた。

乾燥ドクダミを梅酒の瓶に入れて、云々、はそのとき聞いたのだ。分量は?適当。ということであった。彼女は、薬局で、煎じて飲むように売っている乾燥ドクダミを買って来たというが、私は毎年ドクダミは干しておくので、すぐに真似することが出来た。
2004年製がまだあるとは、ろくに使わなかったと言うことだけど、多分、新しいうちはちょっとアルコールが強くて目に沁みるかなにか、あったのだ。
新しいうちは、使う分ずつ少し水で薄めるといいかも知れない。
生のドクダミを漬けた瓶も発見。2011年と書いてある。花の形がそのまま残って、液はほとんど無色のところが違う。多分、ネットで見て真似たものだが、もう細かいことは忘れた。これも試さなくてはね。

床下からは他にも、1989年製の梅酒を持って来て、夕飯のとき少しずつ飲む。まったりと美味しい。時々床下へ探検に行こう。



by buribushi | 2013-01-05 17:27 | くらし | Comments(10)

イワクインネン・小千谷紬

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20代で結婚して60代まで、きものは作らなかったが、唯一40代に作った小千谷紬。
からし色の裾回しが派手になって、洗い張りの時取り替えると言ったら、染めてつけてくださった。何回か水を潜って柔らかく、着やすい。

養父が亡くなり、養母を引き取ったのは私が30代、彼女が60代の時だった。養母は私の父の姉で、実の伯母にあたる。
後年小学校の通知簿を見たら「意地悪シク・・・注意ヲ要ス」という担任の書き込みを発見した。タマゴはトリになった。
養母は幼いとき母親を亡くして、継母で苦労したし(その継母は私の母の伯母、というややこしさ。昔の人は親戚を増やさないようによほど勘考したものか)、小学校卒業の時、「成績はお前が一番だが、いいきものがないから、某を総代にする」と言われたと一生忘れなかった。いくら辛い目にあってもひねくれない人はひねくれないが、彼女はまあなにしろ、よく捻れていた。

あるとき、紬が買いたいので、年より向き、中年向き、若向きの3種を二反か三反ずつ、見繕って借りて来てくれと言う。小千谷の親戚を頼って借りて来た。
まず年寄り向きを一反、自分にと取った。若向きから一反取って、岐阜時代の知人に送るという。後は返すように、という。
初めから、自分のと、私のと、私の娘のを買うなどとはひとことも言っていない。
でも、私がそう誤解するような借り出しかたをさせておいて、中年向きなど、手にも取らなかった。
また、イジクサレが!紬くらい、自分で買うわい!
かっとして、きものを買う余裕などあるわけもない生活の中、なけなしの貯金で自分のを買った。
そういうことをするもんじゃないなあ、とつくづく思った。何年経っても、このきものを見るたびにそのときのことをありありと思い出してしまう。

きものに気の毒。もういい加減に忘れようと思っても、忘れるもんじゃないのね。
考え方を変えることにした。借りてくるとき、ちゃんと自分の好みのを選んで来た。養母が意地悪をしなければ、きものを買うなど思いもよらない時期だったのに、きものが出来た。
ああしてでも、買ったおかげで、親戚の結婚式にお酌に出よとか、幾つかの用を足せた。その間に紬はこなれて、結城の手触り、と言った人があるほど、柔らかく身体に添う着心地になった。意地悪でもなんでも、きっかけを呉れたというものだ。と。



by buribushi | 2013-01-04 13:04 | きもの・衣服 | Comments(6)

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