おしゃべりきものⅡ-または、おしゃべりねこ

2018年 02月 04日 ( 1 )




石ころ道よ続け・琉歌 恋歌の情景

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 まさこさんは、またも三線(さんしん)担いで沖縄行き、を敢行、私にお土産として買って来て下さった本「琉歌・恋歌の情景」。
 「歌は理屈ではありません。心の波動を感性が言葉にし、声に載せて伝えるもの、それが歌(詩)です。」と表紙にある。
 短歌の57577という音数、リズムと違い、琉歌は8886という音数、リズムで詠われる。沖縄中毒のわたしは琉歌も真似したいけれども、リズムはともかくとして一番大切なうちなーぐち(沖縄言葉)が使えない。
 いまの天皇さまの琉歌というものを何かで拝見したが、うちなーぐちを使いこなしておられた。沖縄に寄せる心の一通りならぬ、ありがたさを見る。

 いまの世の人の恋歌など、読んで楽しいものばかりとは限らないが、古い琉歌はたとえば万葉集の恋歌のように無邪気に真っ直ぐなものが多くて、とうとう読み終わるまで寝られなかった。

伊野波ぬ石こびれ無蔵連りて登る にゃへん石こびれ遠さはあらな
(ぬふぁぬいしこびれ んぞちりてぬぶる にゃへんいしこびれ とおさはあらな)
 伊野波の石ころ道を愛しい人を連れて登る。ああ、石ころ道よ、少しも遠くない!
 愛しい人と歩けば、石ころだらけの山道ももっともっと続いてくれ、と願う。あーたのしい恋の日よ。
 聞き覚えの、おぼつかない琉歌の節にあわせて小声で口ずさんでみた第一の歌。

忘るなよ今宵 袖ぬ振合しや 生まりらぬ先ぬ 御縁とぅむり
(わしるなよくゆい すでぬふやわしや うまりらぬさちぬ ぐゐんとぅむり)
 忘れてくれるな、今宵の出会いは、生まれる前からのご縁と思ってくれ。

共に眺みたる人ぬ居てからや ぬゆでぃ照る月に向かてぃ泣ちゅが
(とぅむにながみたる ふぃとぬをぅてからや ぬゆでぃてるちちに むかてぃなちゅが  )
 ともに眺めた人がいまもいたならば、なんで照る月に向かって泣きましょうか。


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by buribushi | 2018-02-04 11:19 | | Comments(6)

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