人気ブログランキング | 話題のタグを見る

おしゃべりねこ

薪屋さんに寄ってみる

            4月11日 土曜日 晴 5度・・13度

薪屋さんに寄ってみる_a0203003_17252766.jpg
 頼んでおいた浜焼きを受け取りに出雲崎へ。やや波ありサーファーがいた。

薪屋さんに寄ってみる_a0203003_17384395.jpg
 途中の「道草」、あざみとアズキナ(ナンテンハギ)。


薪屋さんに寄ってみる_a0203003_17260338.jpg
 帰りに、度々見て通っていた薪屋さんに寄った。今年のストーブシーズンは終盤だけど、冬はまた来るからね。体力が無くなったが、長年薪を焚いてきて今更ガスや石油のストーブは使いたくない。孫達もそれぞれの進路あり、そういつまでも頼るわけにはいかない。
 あと何十年も焚くわけじゃなし、薪屋さんを頼もうと。楢の木や桜の木を大きさを揃えてキレイに作った薪、ひと棚2万1千円、家までの運賃3千円。
 この薪の魅力は、灰で灰汁を取って、アク巻きの粽が作れること。灰汁に浸したもち米を笹で三角に巻いて茹でると黄色く半透明の粽が出来る。今まで松や杉、廃材、などを焚いた灰は、畑用だけで食用にはならなかった。
 薩摩にあるアク巻が、途中を飛ばして越後に伝わっているのは、北前船がもたらしたといわれている。
 薩摩では竹皮に包むアク巻は、越後では笹の葉に巻いた三角の粽になる。

薪屋さんに寄ってみる_a0203003_17261956.jpg
 中央奥に見える、金網の籠のようなものに入った、小さく不揃いな薪も魅力的だったが、予約制でもうみんな予約済み。

薪屋さんに寄ってみる_a0203003_17352063.jpg
 アザミを茹でて炒め煮にした。出汁代わりにベーコン少し。アザミは茹でてからきんぴら風の味付けで食べても美味しい。野山に食べられるものはたくさんある、買い物に出られなくても恐れることはない。

 浜焼きと青菜、梅干しなんかを東京にいる夫の甥に発送した。コゴミも少し。




にほんブログ村





by buribushi | 2020-04-11 19:57 | くらし | Comments(10)
Commented by kazuyoo60 at 2020-04-12 06:10 x
アザミとアズキナ、なじみがない山菜です。美味しいのでしょうね。
地下室のマキは満杯になさったのでは?。次のシーズン用なのですか。アクマキ用の灰は、クヌギなどが良いのですね。
Commented by buribushi at 2020-04-12 06:20
kazuyoo60さま
アザミはどの種類でもたべますけど、本当はサワアザミが柔らかく風味も一段といいのです。この辺りになくて、魚沼の、それも沢のみずみずしい土に生えます。場所も知っているけど、もう行きにくいです。
はい、薪はシーズンになってからでは遅いので。さすが商品で、いい木の、きれいに作った薪です。
Commented by mikeblog at 2020-04-12 09:15
薪はすぐには焚けないので2年ほど乾かしたものがいいのだと田舎の弟が言っていました。山掃除をして放ってある木をもらって来るので電動ノコギリなんか買っちゃって切っては積んでの繰り返し。ストーブの灰は私もたくさんもらって来て畑友にも撒いて?います。
粽ができる薪、すごいな。
アザミは食べられるんですよね。サワアザミは以前に畑で作ったことがありました。野草を食べると原始人に戻る気がします。そのうちに野蒜を食べようと太いのを物色しています。
Commented at 2020-04-12 09:45
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by buribushi at 2020-04-12 10:15
ミケさま
>電動ノコギリで切っては積んで
いいな!壮年のすることだ。
以前、山の間伐材や、道普請で伐られた木や、現場へ貰いに行って、担いだりぶん投げたり、薪集めをしてましたね。
当然来る、いまのようなよぼよぼ期のことなど念頭に無かった。
「野山のもの」食いは私の得意とするところで、猫額的畑と、摘み草で、青物には事欠きません。今、ダイコンの蕾を茹でました、おひるにチリメンジャコ入れて味噌炒めだ。
Commented by buribushi at 2020-04-12 10:37
鍵コメさま
ありがとうございます。
気持ちにひもじいとこがなくて、ゆったり、慈母観音、のような生はついに持てませんでしたね。しょうがないしょうがない。
にんげんにもとめることは出来ないことは知りましたが、さりとて信仰にも入れない。
人を超えた存在というものがあるとは信じているので、あの方。あの存在さま。
まぎれもなく生の最終地点にいて、知らないお方と心が通ずる時があるのは大きな幸せです。
Commented at 2020-04-12 13:56
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by buribushi at 2020-04-12 16:35
鍵コメさま
気持ちの通うお話をすることほどうれしいことはありません、ほんとに有難うございます。
良寛様の父はわが与板町の出身で、良寛ご自身もよく峠を越えて浜辺の出雲崎と歩いて往き来されたようです。
与板の徳昌寺に、良寛様の手紙という文を刻んだ碑があり、「災難にあふ時節にはあふがよく候 死ぬ時節には死ぬがよく候 これはこれ災難をのがるる妙法にて候」という一節が有名です。
良寛様の文字は草書のほそぼそとした筆つきで、私は解説がないと読めませんが^^;

Commented at 2020-04-12 20:00
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by buribushi at 2020-04-12 20:33
鍵コメさま
与板に塩之入という地名があり、「しおのり」と読みます。良寛様が往き来された頃は峠を越えなければなりませんでしたが今はトンネルです。その辺りに、塩水が絶えず湧き出している井戸があって、戦中戦後ものの無いころは、人々が汲んで食用につかうと、列を成す時もあったそうです。
近年まで、その水を煮詰めて塩を作っている人がありましたが、惜しくも怪我をしてもう作れません。
その水を薄めて風呂に沸かし、入浴施設になっているところがあります。とても温まり、汗が出るほどだと人気があります。山中に海水よりしょっぱい湧き水、フシギですね。
私がこの町に来た1960年頃は、良寛の父、以南の生家がまだ残っていました。いまは跡地が小公園になっています。

日々の気楽なおしゃべりです
by すばる

最新の記事

焚き物の算段
at 2024-03-28 16:00
川流れ菜など
at 2024-03-28 09:34
三角しかく
at 2024-03-27 22:03
たぬきばなし
at 2024-03-26 21:37
ヤブカンゾウなど  ふたつ目..
at 2024-03-26 15:57
耕耘機が動かない
at 2024-03-26 09:55
お店の帰りにタヌキと出遭う
at 2024-03-25 18:02
「そろそろ自分を解放する」矢..
at 2024-03-25 14:28
ティタテート
at 2024-03-25 10:28
小屋根の雪
at 2024-03-23 08:42
春の雪
at 2024-03-22 08:14
紺絣
at 2024-03-21 21:03
みどりのネックレス・ヒスイの..
at 2024-03-21 20:54
サルナシの蔓
at 2024-03-20 19:22
選歌など
at 2024-03-20 19:18
「ふちゃぎ」を作ろう
at 2024-03-18 22:43
こころもとない春
at 2024-03-18 10:07
春汚い
at 2024-03-17 21:27
摘み草
at 2024-03-16 18:40
ねこペンダント
at 2024-03-16 09:20

最新のコメント

さちさまこんばんは。 ..
by buribushi at 19:25
すばるさん天気はどうでし..
by akidaikai2 at 16:19
すばるさんこんにちは。 ..
by mikeblog at 13:11
ミケさまおはようございま..
by buribushi at 07:50
kazuyoo60さま ..
by buribushi at 07:32
ミケさまおはようございま..
by buribushi at 07:28
ヤブカンゾウは先日1回目..
by kazuyoo60 at 06:27
mamikorifure..
by buribushi at 23:54
ミケさまこんばんは。 ..
by buribushi at 22:58
Sariさま こんばんは..
by buribushi at 22:48
すばるさんこんばんは。 ..
by mikeblog at 22:44
こんにちは、Sariです..
by bumidayat at 22:32
すばるさんこんばんは。 ..
by mikeblog at 22:16
ミケさまこんばんは。 ..
by buribushi at 19:10
すばるさんこんにちは。 ..
by mikeblog at 13:10
すばるさんこんにちは。 ..
by mikeblog at 12:40
おはようございます~ ..
by mamikorifure at 11:45
↑岐阜県の田舎に居たとき..
by buribushi at 10:15
ミケさまおはようございま..
by buribushi at 07:18
すばるさんこんばんは。 ..
by mikeblog at 22:44

にゃんの針しごと

◆gardening
   ☆kazuyoo60さん
     のブログ
◆ネコと飼い主その職業と
  趣味

   ☆ゴンベイさんのブログ
◆元気そうじ屋
   ☆片付け・そうじ屋さん
     のブログ
◆掟破り*キモノ日記

   ☆華宵さんのブログ
◆なんでもかんでも手帳

   ☆ミミの父さんのブログ
◆東成瀬通信「んだすか。」

   ☆杉山彰・あおい夫妻
     のブログ
◆気まぐれフォトダイアリー

   ☆咲さんのブログ

以前の記事

2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 02月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月

ファン

検索

ブログパーツ