おしゃべりきものⅡ-または、おしゃべりねこ

鉢の中の春ーシクラメンの赤ちゃん

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去年9月に種子を蒔いた原種シクラメンの芽。初めは一株が葉っぱ一枚だったのが、そろそろ2枚、3枚と小さな葉が増えてきた。半透明の、白っぽい豆粒のような球根も見える。



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 右から左へ伸びているのはシクラメンの芽。枯れたと思ってゼラニウムを植えた鉢に、先日から伸び始めた、根が生きていたのだ。何色の花だったのだろう。
 したに見えるのは、一昨年実生の自家産シクラメン。一鉢のガーデンシクラメンから自生した。



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 刈り取って根だけ残して冬ごもりさせたジンジャーリリーに立派な新芽が出て来た。今年こそ根分けしないと、鉢が弾けそうだ。
 外はまだたっぷりと雪があって、折々新しく降る日々だが、植物たちはもう春を感じている。






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# by buribushi | 2018-02-21 20:15 | 草・木・花 | Comments(0)

家ねこ列伝・ミーねことオジ

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 いまのねこ、ピース、ばーちゃんのベッドに上がり、布団にねこ毛を足してやっているところ。


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 昨夜、ピースがこたつに潜り込むところ。カメラが間に合わず、脚としっぽだけしか撮れていない。

 ねこはけっこう長生きなので、今までにそう多くのねこがいたわけではない。
 ミーは40年以上前、まだ町通りの家に住んでいたころ、寒い雨の降る日にどこかから濡れてさまよってきた。うちをいっこうに離れない、というのも、誰かがそっと食べ物をやってしまうので。
 けっきょくうちの子、ということになって、ミーと呼ばれた。夫の転勤で魚沼へ引っ越すことになったとき、ミーは子ねこを生んだばかりで、引っ越し騒ぎに驚いて屋根裏に子猫を咥えていってしまったので、それをなんとか連れて行くために出発が随分遅れた。
 その時の子、ムー、メー、モーはみんな人に貰われていった。魚沼へ行ってから生まれた子ねこも、なんとか貰い手を探してはいたが、残ってそのままになったのがオジ(弟息子の意)。
 オジが大人になったら、なぜかミーにいがみだし、怒り声を出して追い回すので、ミーはこっそりゴハンを食べてどこかへひそんでいるという風であった。ある日車にはねられて死んだ。まだ2歳くらいではなかったか。山菜採りに行く山の麓で、大きい杉の木の下に埋めた。ねこたちのなかでいちばん可哀そうだった、どうしてやることも出来ず申し訳なかった。

 オジは魚沼からこの町へ、町通りから田んぼ中の新しいうちへ、2度の引っ越しに会いながらなんとか適応して、18年近く生きた。お手、おかわり、こん(頭をぶつける)などが出来た。魚沼で、40歳前後だった私が泣いていると、必ず寄って来て、手や足を嘗めてくれた。いつまでもいつまでも。
 息子が雪遊びで濡らしたジーパンをストーブの上に吊って干していた時、聞いたことも無い大声でオジがわめくのでとんで行くと、ジーパンが落ちて燃え上がったところだった、借家を燃やさずに済んだ。
 晩年のオジは糖尿病で、インスリンの注射が要るようになってしまった。子育て中のびんぼーで、ねこ用の餌など買わず、ゴハンにかつぶしの猫マンマや、人の食べた後の魚の頭や骨、という古典的食物だったのだ。ねずみをよく捕ったのは遊びではなくて、オジには本気の狩りで、シッポその他少々を残して食べていた。
 「ハイ、オチューシャのじかんですよー」とお尻に注射するのをいやがらずにさせた。しまいのころ、意識も混濁して、傍を離れると大声で鳴く。ゴハンの支度も出来ないので、袖無しを着て前掛けをして、オジを背中にいれると、脇から顔を出しておとなしくしているのだった。どのくらい負んぶして暮らしたのだったか。
 庭のカリンの木の下に葬ったけど、そのカリンも老木になって枯れてしまった。







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# by buribushi | 2018-02-20 17:19 | 猫・動物 | Comments(8)

愛情の重さ・桃子さんのねこ

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 先頃、「猫ヲ読ム」に引用されていた石井桃子のねこに関わる文章「愛情の重さ」の全文が載っているエッセイ集「家と庭と犬とねこ」。
 ねこと書いてある。私も、けもの偏の猫という文字は、あの柔らかくて温かくて勝手でかわいい生き物にはふさわしくないような気がしていて、ねこと書く。

 「猫ヲ読ム」では、半月ほどの旅をしたをした桃子が、寒い夜明け、周りの家々はまだ寝静まっているころ帰ったら、自分の部屋のカーテンの隅がちょっと持ち上がって、そこから小さいねこの顔が覗いているのが見えた。
 その時のねこの心がすっかりわかったとは言わないが、木戸から出て行った人間は木戸から帰るということをつゆ疑わずに、ひまさえあればそこからのぞいていたというように思えた。

 そのねこを初めて見たとき、首から背中にかけて食い取られたような大きな傷があって、気味が悪く、家に入って来たらたいへんだと逃げ込んだほどだった。毎日来て外から見ているねこが、寒くなっても去らない。夜、外からカリカリ戸を掻くのを、心を励ましてがまんしていたが、道で寝ている野良猫に霜が降りていたという話を思い出してついに戸をあけるとひととびで入ってきてゴロゴロいった。
 これで、ねこの運命は決まったし、私の運命もきまった。
 湯たんぽにお湯を入れ、毛布にくるんで、これに寄りかかっていれば温かいよと教えて仕事に出る。手当てしてやった傷は、長い間かかって、周りから毛がはえて、深く咬み取られたまんなかがはげになって直った。
 おどろくほどまぬけで、ねずみもとれない。かの女に出来る事と言えば、ひとりの人間を信じて、決して疑わないことである。というくだりまで読んだ時、泣いた。
 

 



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# by buribushi | 2018-02-19 20:46 | | Comments(13)

秋刀魚の生姜煮・野菜のてんぷらなど

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秋刀魚は頭と腹を取って、生姜のせん切りをたっぷり入れ、酒、醤油、味醂で煮た。


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 天ぷら、というより精進揚げ。牛蒡、人参、舞茸、さつまいも。さつまいもは1センチほどの厚さに切ってゆっくり揚げた。牛蒡、人参はごく細いせん切りにして。ほかに、また紅大根の大根おろし。沢庵。貰い物のもつ汁。







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# by buribushi | 2018-02-18 20:13 | たべもの | Comments(6)

またも地吹雪・ヒモトレねこ? など

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 いまは稀少になった、稲架木(ハザ木)。木のあいだに竹を渡して固定し、刈り取った稲を掛けて干すのに使った。幹に枝がぼうぼうと伸びて、もう稲架として使っていないかも知れない。バス道路の脇にあるからいつでも見られる。

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 今日もまた地吹雪になってしまい、道の前方が見えにくい。

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吹雪の中で、今日も雪捨て場は繁盛中。

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ボビがストーブの前でヒモトレ?していた。

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おかずチラ見せ。いま揚げたての牡蠣フライと、娘に貰ったもつ汁。




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# by buribushi | 2018-02-17 21:57 | 季節 | Comments(14)

雪捨て場という所

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 行列しているダンプカーは、市内から集めた雪を積んだ雪捨て車で、川縁の空き地に雪を運んで積み上げる。

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 道の端に押しつけられた雪も、かき集められた雪も、土が交じって汚れている。汚れた雪を見ると春近し。

 下は写真の足らない時のおかず頼み^^
 ピンクの輪っかは大根おろし、時計回りにヤリイカと赤玉ねぎの酢味噌和え。玉姫酢はほんのり甘いので、味噌と混ぜただけで和え衣になる。豚ハツの塩胡椒焼き(わたしは食べない)。人参シリシリー(人参の細切りを炒めて塩で調味、卵を加えて混ぜる。また自家製沢庵。(手前に私の手の陰が入った)
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# by buribushi | 2018-02-16 19:46 | 季節 | Comments(10)

おでこの墨汁-昔語り

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 今日の夕飯で、あり合わせ、取りたてて言うほどのものはない。写真が無いと寂しいかと、入れて置く。
 大根、人参、干し椎茸、豆腐、昆布、を太白ごま油で炒めて醤油味で煮込んだ「けんちょう」、卵とトマトを塩味で炒めた「トマトたまご」、菠薐草を茹でて絞り、醤油と千切った海苔、鰹節、で和えた「海苔和え」、家の大根を漬けた沢庵。大豆と切り昆布の煮物は頂き物。用で訪ねてきた人にも同じ物を食べて貰った。
 
 夕方買い物に行った先で西光寺の大奥様に出会った。2016年8月15日に、西光寺様ご献灯のことを書いたが、昨17年にも書いている。
 殿様に従って遠州から来た二ヶ寺のうち、殿様の没後もここに残ったのがうちですとおっしゃる。私どもが二人で行ってずっとご献灯を拝していたこと、些少の志を差し上げたことに改めてお礼を言われた。

 この際お話し出来たこと二つ。あるところで、ご法名その他、ご住職の書かれた文字が一目で気に入って、娘と二人で賛嘆したこと。一見したらはじめて文字を書く子どものような、というか、もう欲のない邪気のない、ふるいつきたいようないい文字だった。いつかなにか書いて頂きたい。それからあの、うかがっていいものかどうか分かりませんが、檀家でなくてもお経に来て頂けるものですか?それはいっこうにかまわないので、お寺が違うどころかお宗旨の違う所からも呼ばれて行っている、とのことだった。

 夫が小学校一年生の時、かわいい坊やであったそうだ。あるときお習字の墨が額に付いていたので、上級生の彼女が雪を手に取ってこすってやったら、墨は取れたけど額が真っ赤になったことがあるとのこと。ずっとおぼえていて聞かせて下さった。80歳になった昔の坊やのほうはおぼえていなかった。
 立ち話だけど、いいお話が出来たいい日であった。こんどお茶をよばれに行こう。










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# by buribushi | 2018-02-15 23:12 | ひと | Comments(8)

7度もあって温かい日

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 久しぶりに青空が出て、市内へ用足しに。気温は最低-1度、最高7度とかで温かい。除雪車の通った跡がつるつる凍っていてコンディションわるし。この辺りはまだ、道の両脇は田んぼ。

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 信濃川左岸、堤防上の道路。左前方に蔵王橋。


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 おなじ道路から守門岳が見える。



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 用がみな済んだら遅くなり、西空に黄色い夕方の光が見える。夫の用は税務署と法務局。私は12月に切ったきりの髪を切って貰いに美容室へ。ほかに無印良品で保湿性の乳液と化粧水を買った。太い毛糸5玉、ヒモトレの紐を編むため。ムサシで冊子発送用の封筒。印刷所のめぐみ工房。冊子の校正3度終わり、表紙の色も決めてきた。
 今日もikokaさんに紐発送しそこねた。

 夕方から風が強くなり、空がひゅうひゅう鳴るが、雪は降っていない。




 

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# by buribushi | 2018-02-14 23:29 | 季節 | Comments(11)

脚紐の効き目・枕頭の書・ほか

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  へんなものが出てきてごめんなさい。ヒモトレの一つとして足首に紐を巻いたと言いたいのです。昨日、脚のむくみを感じたので、両足首に紐を巻いて寝た。ゆるゆるでもなく、締め付けもしない程度。靴下の上からでいいんで、足、出さなくてもよかったです。
 朝、むくみが無くなっていたのと、血圧が下がっていたのが効き目。これはしばらく毎晩巻こう。
 いま、四方襷と、おなかの紐(へそひもと称している)、それに脚紐。信じないと効かない?と言った人があった。いいえー、やらないと効かない。信じても信じなくてもやれば効く。

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 また雪が降ってきて、昨日息子が開けて行ってくれた玄関から道路への通路が埋まる。最初の通行者の足跡。


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 このところの枕頭の書。手仕事で人生を送ってきた人々からの聞き書きをまとめたもの。宮大工、ハンゾウ(刳り鉢)作り、漆かき、木挽き、あけび蔓細工、イタヤ細工、馬方、炭焼き、椿油、芭蕉布、などなど。
 録音から話し手の言葉だけを文章に整理してある。聞き手と話し手のコミュニケーションがとれて、質問の内容は話し手の言葉にふくまれるから、じつに含蓄のある一人称の話になる。
 あけび蔓は、木に絡んでいるのは使えない。地面を這って真っ直ぐに伸びるのを使う。一本採って、歩いて、また一本採って、歩き回って一日千本。ひと秋に三万本。というような話。採り方、保存、水で戻すやりかたなど、楽しそうで、うっかり真似したくなるような生き生きしたはなし。それがいろいろ十七話。
 作るという仕事は、人が人らしく生きることだなあ、しかし、売る店へ出ると作る人が手放す時の何倍の値段になっているってせつないなあ。それでもなお、つくるということに心満ちて生きている人の、なんと完全な生だろう。










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# by buribushi | 2018-02-13 23:14 | からだ | Comments(15)

籠城せずとも・雪中食料事情

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 八百屋さんに(!)新鮮な鯵が3びき100円で出ていたので、その場でオカズ決定で、鯵6ぴき、舞茸、春菊を買った。さつまいもは家にあるもの。で、てんぷらに。三枚にした鯵の中骨と、アタマとはらわたは、ピースは食べないが、外のくーちゃんがきれいに片づけてくれた。

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 ビニール袋に入れ、漬け物桶に収めて蓋をしてある家の大根を取り出して大根おろしに。小さくて見た目も良くないけど、甘みがあって美味しい。しっぽのほうは辛みがあって美味しい。

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 卵を溶いて塩少々、砂糖は更に少なくおまじない程度、に入れて、太白ごま油で炒めて取り出した。ニンニク一片、みじん切りにして香りが出るまで炒め、洗ってざくざく切った水菜を入れて、塩をぱらっと振ってさっと炒め、卵を戻す。たちまち出来て、美味しい。

 と、雪で買い物難民かと心配して頂いたが、ちゃんと美味しくゴハン頂いています。ありがとうございます。




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# by buribushi | 2018-02-12 14:14 | たべもの | Comments(8)

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