おしゃべりきものⅡ-または、おしゃべりねこ

ホメオパシーとかカグラナンバンとか

朝、夫が突然、オイ、Nさん行ってくるか、という。Nさんは気功、整体をする人で、10年ほど前に夫が肺炎を繰り返して弱っていたとき、Nさんにかかってふっと呼吸がらくになり、それをきっかけに治り始めたことがあった。

なぜか私も(こんなときNさんかな・・)と思っていたところだったので、すぐに電話、すぐに出かける(帰ってみたら朝の生ジュースのコップがそのままあった)。片道1時間半。

メダルのようなものを各所の「チャクラ」に当てては身体を押して傾き具合を見る。いまの弱点が肺より喉にあるということだったが、それは二人とも同じ。身体のバランスを取るやり方を習う。
それから意外にも、奥さんがホメオパシーが出来ると言うことで、二人とも「砂糖玉」を処方してもらった。このあたり、興味の無い人にはちんぷんかんだと思うから、飛ばすか、検索してみて頂きたい。帰ると、おもりをつけたような足の重さが、やや、らくになっていた。

帰って一休みしてすぐ、畑。庭の畑に畝を立ててもらい、Mちゃんに貰ったもちトウモロコシを蒔いた。水に浸して置いた種子はもう根が出かかったのや芽まで出かかったの、さすがMちゃんのくれた種子は元気である。
続いてオクラの残り10本、カグラナンバン1本、辛い唐辛子十数本を植えてたっぷり水を撒いておいた。

ナニワイバラが次々咲き始めた。3年目にしてやっと、だもの、さすがに嬉しい。
これも挿し木の白バラ、スノーシャワーは、秋に丸坊主に剪定したのが新しい枝を沢山出して、そこに蕾がどっさり着いた。年一季だけ咲くナニワイバラやモッコウバラと違い、つぎつぎと秋まで咲き続けるスノーシャワーは、挿し木したその年からもう咲いたのだ。

サルナシ。両性花なら1本でも着果の可能性がある、とわかったが、今日、虫が食って上部が取れてしまった蕾を見たら、どうやら雌しべを囲む雄しべ、両生花のようだ。
これから生まれる子の性別を医師に勝手に教えられたような、フクザツな気持ちながら、まずは良かった。
もっとたくさん蕾があったと思うのに、わりに少ないのは虫のせいか。殺虫剤など撒いては、あったら山の木の実がだいなしなので、このものすごい勢いで育つ木の生命力があれば大丈夫、今年はこんなでも来年はもっと沢山、それも1本だけでなくほかのにも花がつく、と思うことにした。



# by buribushi | 2011-05-26 21:56 | その他 | Comments(4)

帆かけたる舟、人の齢

まだ朝日の射さない畑に行き、芽出しの済んだ胡瓜種子を蒔いた。一晩のうちにまた伸びた白い根は、地面はどっち、と曲がっている。その曲がりに逆らわないよう、根を下へ向けて並べながら10箇所へ三粒ずつ、追加してもう一粒ずつ、蒔いて土を振りかける。
蒔いた場所が紛れないためと、雨や水やりのとき種子が出て来ないよう、籾殻を薄く振って、ジョロで水をやっておしまい。
昨日植えたオクラと落花生にも水をやって戻る。

足が重くてさっさと歩けない。出発前だというのにこれでは本当に困るので、何もかも放りだして寝ることにした。ご飯を食べないで水だけ飲んでじっと寝る。足が何時までも温まらないと訴えて夫に足湯の支度をしてもらい、熱めのお湯で足湯をしてから寝たら全身ほかほかして、午後になってびっしり汗をかいた。
なんだ、熱が出ていなくても熱っぽい感じの時は、熱と同じ対応で良かったんだ。全部着替えてさっぱりして、夕飯の支度をした。
買い物に出ていないので、油揚げをうす甘く煮たのとか、タラコを焼いたの。しめじと油揚げの味噌汁に庭の三つ葉を摘んで来て入れる。糠漬けの胡瓜。

今週の投稿はがきの速達。寝ながら赤のボールペンを持って印を入れる。
普通便の配達。昨日の紙面に出た作品の添削を喜ぶハガキあり。こういうの、ほんとうに嬉しい。作者の感じていること、言いたいことがよくわかり、それがもっとはっきりするように表現を整えて、というつもりで、それが作者に喜ばれること。
この前も、添削されると、ああそうか、こうすればいいのか、今度そうしよう、とそのたび思うけどなかなかうまくいきません、というハガキもあった。みんな「いい子」ね。

いまはもうはっきりわかるけど、いやがらせのような事をしてくる匿名の人は、選の不満や添削の不満があるのだ。私も昔は投稿者だったから、ハガキを出してじっと待っている気持ち、当日の新聞をぱっと開く気持ち、みんなよくわかるけど、自分の歌が載らないのは選者が悪いと本気で思っているらしいのには理解のしようがない。
添削を喜ぶ人は、そう言いたかったんです、なんで私の気持ちがそんなに判るんでしょう、と言う。だって表現が少し整わなかっただけで、何を感じたのかちゃんと出ているから。
そんなことを言いたかったんじゃない、という人の作品を見直しても、そんなことを言っているじゃないの。いい添削が受けられないのは、やはり作者自身の責任。自分を飾ろうとしないこと。

昨日からだの難儀を感じたとき、脈をとってみたら随分早い上に、あら、ときどき脈が飛んでいる。不整脈と来たか。父親がそうだった。そう言いながら90過ぎまで生きたけど。
お出かけが済んだら一度お医者にかかるか、という気持ちと、なに、落ち着けばまた治る、という気持ちと。
いずれにしても、「ただ過ぎに過ぐるもの・・・・帆かけたる舟、人の齢(よわい)」(清少納言)。



# by buribushi | 2011-05-25 20:35 | その他 | Comments(4)

お弁当屋が休み

風邪がさっぱりしないのでゆっくり休みたいと思いながら、畑のものには時期がある。苗ポットの中で芽が育っているものを何時までもそのままにはしておけないものね。

午前中、落花生を定植。株間30センチ畝間60センチに決めて、その長さの棒を作り(なぜか、バカ棒という)、移植鏝でつぎつぎ穴を掘る。苗を1本ずつその穴に入れて、ジョロの蓮口を取ったもので水を注いで行き、そのあと手で丁寧に土を寄せる。
落花生の幼い苗はまだマメが着いているから、それを隠すように植えないとカラスにねらわれるし、無造作に土を掛ければ芽の伸びる中心、生長点を埋めてしまうし。一株ずつ手で寄せた。100株以上の苗を植え終わる(正確な数を数えてない)。

オクラも定植。夫が堆肥を芯に入れて高々と作った畝に、苗をポットから出しながら11本植えた。やや欲張って株間が狭かったかもしれない。まだ苗が残っている。

夕方サツマイモ植え。夫が藷予定地に全部畝を立て終えてあったところへ、タマオトメ47本、パープルスィート32本、ベニハルカ14本植えて、これで今年の藷植は終わり。
日が暮れて来たが、やりかけたのを済ませたいので、いいや、ごはんはお弁当屋から取る!と決めてせっせと植えた。

あー済んだ!と、いそいそと出て行ったら、お弁当屋が休み!スーパーのご飯ものを食べる気にはなれないので、急いでお粥を炊く。
夫には昨日のモツの残りを温めてまず出した。それから図書館の料理の本を広げて、豆腐のあんかけを作った。出汁(鶏ガラスープのもとで間に合わす)に味をつけて、ほうれん草のざく切りとシメジを煮る。片栗粉の水溶きを流す。豆腐はレンジで温めて、熱い野菜あんをかけ、生姜のすり下ろしを載せた。レシピより砂糖を控えたがまだ甘かったほかは、急場にしてはうまく行った。あとは、お粥だから、梅干し、塩昆布、蕗の煮たのなんか。

畑をしながら考えた。夫も私も、この小さい畑に追われているが、これが無いとゆったり暮らすかしら。台所や居間の片づけまで放りだしたまま、爪に土が詰まってまっくろになって、へとへとになってて、いいんだろうか。

50代はまだ体力があったから、あちこちに畑を借りて、片道25分一輪車を押して通ったりした。あれを返し、これを返し、150坪の畑と、30坪くらいの庭畑だけになって、これは自分のだから止めた、返す、というわけにはいかない。
いつまでやれるかなあ。畑をしなくなったらこの土地はどうするかなあ。畑が出来なくなる日が来るなど思いもせず、夫が退職した年、よろこんでここを手に入れた時のことを考える。

考えながら、一晩水に浸した胡瓜の種子を濡れティッシュにはさみ、ラップで包んで、ブラジャーにいれて温めていた。夕方、ぷつぷつ白い根を吹き始めたので、明日蒔くように、さらに湿りを与えて卓上に置く。温めるのを止めても根は伸びるのだ。



# by buribushi | 2011-05-24 21:46 | | Comments(4)

サルナシの木

山のハシモトさんがくれたサルナシの木を植えて置いたのが2本、3年目。同じく彼女が呉れたサルナシを挿し木して2本、2年目。合計4本の「大サルナシ持ち」だ。

今年その1本に蕾が着いた。サルナシは雌雄異株と聞いているので、さあこれはどっちだろうと気がもめる。樹木図鑑を見たら、雄花は新しく伸びた枝の先にかたまって着く。雌花は葉の付け根に一個ずつ着く。とあるので、すぐ確かめた。葉の付け根、付け根に一個ずつ、雌花だ!

雄花だけ咲くのよりうれしいけど、両方揃わなければ実にならないことはおんなじだ。さあ、残った3本、雄か雌か。と、言っても、最初の2本と、後の2本とは、それぞれが同じ親木から取った可能性が大きいので、同じ性だろう。

さらに調べていると、雄しべのみを持つ雄花を咲かせる株と、雄しべ、雌しべを備える両性花を咲かせる株がある。という。これはマタタビと同じ性質である。
この記述を見れば、雄花のみ咲く雄木でさえなければ実はつく可能性あり、ということになる。カチャーシーでも踊り出したいくらい嬉しい。

毎日畑、庭、藪、と、家のまわりを見てまわらなければ気が済まない。今日はアスパラガスを一掴み折り、すぐ茹でて朝ご飯に食べた。
挿し木して3年目のナニワイバラ、蕾がふくらんで白々として来て、今朝は1輪、今にも咲きそうになったのまである。これもカチャーシーものだ。

風邪はけっこうつらく、鼻水は流れ落ちるほど。このところ、畑をするにもあせりのようなものがあって、つんのめるような気持ちで仕事をした。自分の力以上のことはできないのだから、もっとゆったりしなければいけない(とは言え、植えるものには季節が・・)。

雨が止んだので、耕耘機をかけ直して置いた場所に落花生を植えるのにはもってこいだが、我慢して少し休む。

ネコは見に来たけどそのまま去る。夜でなければ布団の上に上がって寝ることはないんだな。

夕飯に身欠き鰊と蕗の煮物。きゅうりとトマトのサラダ(って、塩だけ)。Mちゃんのくれた粕漬けと味噌漬け。鼻が詰まって味がよくわからない。



# by buribushi | 2011-05-22 14:38 | Comments(7)

じじばば風邪引き

夫に続いて私に風邪の症状が出て来て、流れるはなみず、連発のくしゃみ、アタマは重たいし熱っぽい。と、思って測れば36度5分。年を取ると熱を出す体力がなくなるのだ。
熱さえ出たらしめたもので、食べないで水だけ飲んで、じっと寝てさえおれば、三日目にはせいせいして起き出したくなるものだったけど。

はなみずかみかみ、昨日買った茄子とトマト、ピーマンを植えた。私が耕耘機をかけたあとを、夫が堆肥を入れて畝を立てた。畑が出来なくなるのもそう遠くないかなどと情けないことを考える。
不耕起、草生栽培、などという言葉がちらちら浮かぶ。

今日植えたもの。茄子は水茄子4本、十全黒茄子2本、マル茄子1本。当たり前に漬物用、煮物用などと作り分けるが、新潟県人は茄子っ食いで茄子にうるさいのだという。
とまとは楕円形のミニで甘みのあるアイコ3本、イエローアイコ1本。皮の薄い方のピーマンも2本。

午後、髪を切りに。同級会1週間前になったので。丁寧にやってくれた。
書店に寄ったが、「ホームレス歌人のいた冬」は無かった。入荷の予定も無く、ご注文になると2週間位かかりますというので止める。

西原理恵子「この世で一番大切なカネの話」は、1冊だけあった。
前の出版社が倒産して印税2千万踏み倒されたことを本の帯にマンガにして入れてある。在庫8万冊が廃棄処分されそうになり、弁護士同伴で乗り込んで在庫を手に入れた話。別の会社から新装版で安くなって出た。
この本の印税は全て大震災の復興支援に寄附するという。
大きく稼ぐ人は数あれど、こういう気前のいい人がどれだけあろうか、ほんとに稼ぎ方も使い方もご存知だと、胸がすく。

若いときにこの本が読めたら、人生は変わっていた。私が小娘のころ著者はまだ生まれていなかった不運。

イナダの刺身が安かったので買ってきた。土鍋でキャベツ、かぼちゃ、人参、豚肉に塩少々振ったものを蒸す。瓜の漬け物。
大いに手抜きだけどなんとかかっこうがつく。

きゃら蕗が食べたいけど出来合いを買う気にはなれないので、己を励まして蕗の下拵え。



# by buribushi | 2011-05-21 20:20 | Comments(5)

今日の畑

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両隣がよその屋敷という、屋敷畑なので、日当たり風通しが最良というわけにはいかない。
それでも出来るのは、サツマイモをはじめ、定番のトマト、茄子、ピーマン、胡瓜。
それにゴーヤー、へちまも出来る。へちまは沖縄で若い実を食べるのを知って真似するようになった。

他にいまあるものは、ニンニク、玉葱、豌豆、いんげん、アスパラガス、にら。食用菊もある。
縁のほうにすもも、プルーン、なつめ、を植えてある。

トマト、茄子、ピーマンの苗を買って来た。なるべく小さい苗が欲しかったのでムサ◯まで行って、トマトはアイコ3本、イエローアイコ1本。水茄子4本、黒十全茄子2本。皮の薄いピーマン2本。万願寺甘とうがらしを探したが無かった。

草を取って置いたのを隅に運んで積み、耕耘機をかけた。タテ、ヨコ、タテと3回かけるのだが、ムクドリが来てせっせと虫を拾う。くちばしに幾つも並べて、串刺しのようにして飛んで行った。
今日買った苗の分と、庭で出来ている落花生やオクラの苗を植えるところもいるからせっせと耕したが、ターンするときは動いている耕耘機を力まかせに振り回すのだ。妹から貰った小さい耕耘機で私用なんだけど、ここがきつい。
このあと堆肥を入れて畝を立て、植える段取りになるのだが、それは明日、と言うことにして止めてしまった。

外の仕事はキライじゃないから、ご飯を作って呉れる人があればもう少しガンバルんだけど。畑あたまになってしまっていて、切り替えてご飯をするのを面倒に感ずる。
Jさんに貰ったサラダ野菜いろいろ(レタス、ロケット、ほうれん草、セロリなど)を冷やして置いたのをちぎり、トマトも入れてサラダ。豚肉、蓮根、生揚げの煮物。玄米ご飯(米を搗いておくのを忘れた)。胡瓜漬け。目刺し.

時計草セルレアに蕾発見。去年より1か月も早い。挿し芽して育てた株のほうが大きな蕾で、全部で7つか8つある。



# by buribushi | 2011-05-20 21:17 | | Comments(2)

茗荷の芽

茗荷の芽がぞっくりと出て来た。
午前中に移植すると早生になり、午後から移植するとオクテになると言った人がある。
まさかぁ、といいながら午後に移したこの茗荷、ちゃんとオクテ。
赤々と太った茗荷の子(つぼみ)がたくさん穫れる。

朝、早く目が覚めたので、5時から前の畑の草取り。手袋がじれったくて、素手でどんどん取った。きりがない。畑と家の周りの草を全部きれいに取り切れたためしがなく、取り終わらないうちに先に取ったところに生える。
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サツマイモ苗(ベニハルカ)39本植えた。畝の端が余ったので、苗床へ言って切り足して、それを植えた。切ってから寝かせて、しんなりさせてから植えるとよく活着するというのでそうしているが、今日植えた最後の数本は切ったばかりの苗で、どう違うのか気をつけて見ていよう。

苗床はもう覆いも取って、夜の寒さにも日当たりにもじかに当てているので、しっかりしたいい苗が採れる。
昨日夕方、夫の知人が来られ、藷苗100本上げた。タマオトメ80,ベニハルカ、ムラサキマサリ10本ずつ。缶ビールを頂いた。
始めに植えた辺りは、苗が小さめでその上軟弱なので、どうやら活着したそれを抜いて植え替えようかと思うほどだ(しないけど)。

ゴーヤー7本発芽。



# by buribushi | 2011-05-19 21:42 | | Comments(4)

家のはなし

この度の津波や原発事故から避難するため、郷里を離れなければならない人が多いわけだが、避難所から仮設住宅へ移るのさえ拒む人もある。
この地を離れたくない、馴染んだ人たちと別れたくない。
それを見聞きするたび、困ったねー、という気持ちと、もう一つ、一種のうらやましさを感ずる。

子どもの時から住む土地が変わる経験はしたが、寂しさや心細さはあっても、新しい土地に入って行く新鮮さや高揚感もたしかにあったと思う。

ここは生まれて生きる土地、そして死んで土になる土地。そう、しっかり思っている人はやっぱり羨ましい、かな。
私はなんだか、「まだここにいていいのか感」とでもいうものが去りきらないのが一つの寂しさだろう。それとともに、沖縄が気に入れば行って住みたい、と思うし、妹が四国に移り住めば、柑橘類が実り海山のものが豊富なそんな土地に私も住みたかった、と思う。

私たちは家を持ったし、子ども達も独身の一人を除いては自分の家を持った。安定ということはしかし、縛られるということでもある。
家を作って見て分かるが、子どもが多いからと部屋数の多い大きめの家を作って見ても、こどもはたちまち巣立つ。そのほか、その時その時の暮らしに合う家は同じではないと思う。

幾昔か前のように、先祖代々の家に住んでいた頃とはまた違う。あの頃はどの家も、大きさの他は間取りも何も似たり寄ったりで、自我、なんてことを意識しない人たちの生き方も似たり寄ったりで、あれで良かった。
今の家は、それぞれアタマを絞って都合を考え(休むに似たり)、一生の力を振り絞って建てるので、なおさら、型やサイズの合わなくなった服、みたいなことになりはしないか。
その時、つごうのいい家に住んでは、合わなくなればシャツを着替えるように替えられる方が、生き方として自在だ。

もうとっくに毀されて存在しない魚沼の生家は、多分江戸時代の尾を引きずるころの建物だった。土間が多いのは長い冬の作業のためか。厠どころか、畜舎も同じ屋根の下に置くのも雪のためだ。

金武(きん)湾を見下ろす丘に、友だちがいつ来て使ってもいいよと言った、縁側からじかに部屋に入る沖縄式の家がある。
いつか行った時、あたい(庭畑)にニラを植えてきたが、月桃が茂る畑の隅で、どうなっているやら。



# by buribushi | 2011-05-18 14:14 | Comments(13)

花のこと・クラフトフェアの拾いもの・

海芋(かいう。カラーと言う方が通りがいい)の白を一株貰い、植えておいたが、絶えずにいるだけで、いっこうに花が咲かない。去年やっと、白は水性の植物だから池の傍などに植えるといいと分かったのだった。赤や黄のカラーは陸地性で、畑でも咲くそうだ。面倒があっても、私は白がいい。
畑を掘って発泡スチロールの箱を埋め、鉢に取った海芋を入れて、水を入れた。

去年一株買って、鉢で冬越しした利休草が発芽。様子のいい芽が3本、すくっと立っている。ごく小さい芽も二つ見える。去年まで知らなかった花。

畑にラッキョウの花を大ぶりにしたような紫の花が咲いた。一列に並んで何本かあるところを見ると自生のものではなく、植えたのだろうが、まったく覚えがないというのも困ったものだ。
もう一箇所、やはり細長い葉っぱが一列に生えているがこれはお隣から貰ったナツズイセンのような気がする。咲けばはっきりする。

脳外科の手術を受けて13日間入院していたとき、院内の花屋をよく見に行っていた。帰りに白花の秋海棠を一鉢買って来て植えた。まことに丈夫で、すぐに着いて、年々殖える。ピンクの秋海棠がつまらなく見えて来るほど、白花秋海棠はきれいだと思う。

三条からMちゃんがサツマイモ苗を貰いに来た。ベニハルカを20本切って上げる。紫藷のきんとんが美味しくて美味しくてと言っていたので、大きいビニール袋にひとつ上げたが、もう飽きたようなことを言う、委細かまわず持たせる。

クラフトフェアの会場で貰って来た、次の三条クラフトフェアのチラシに、刺し子のバッグを見つけた。こぎん刺しのような技術を要するものでなく、太い糸でただちくちく縫う、あれ。
紺の生地に白の太い糸でひたすら刺して、白っぽい布に見えるほど。いくらよく縫ってあっても、ちくちく縫っただけだから安らかである。
私も麻の古い端切れを太い糸でちくちく刺したポシェットを提げていたが、真似する!と言う人がいた。



# by buribushi | 2011-05-17 22:25 | Comments(2)

畑ばなし・田島征三の本・ほか

昨日切っておいたサツマイモ苗97本(タマオトメ、ベニハルカで68、ムラサキマサリ、パープルスィートで29)を植えた。
蔓無しいんげんの発芽したのを10本植えた。
あとは、オクラが20本以上芽生えているし、へちまが数本、ゴーヤーは発芽1本、発芽しそう、が3本。落花生100以上発芽。
年々能率が上がらなくなって、トマトや茄子も植えたいけどまだ畝が出来ていない。まあ、なるようにするだけ。
ナニワイバラ、一つの鉢では蕾が18か19、あとは5つか6つずつ。

もう来年の日記帳の仕事になり、1年分の投稿作品から各月の分を選ぶ資料が今日届く。以前はハガキそのものが1年分来たが、去年から毎月の号に載ったもののプリントが来るので気が楽になった。

図書館から借りた本に、田島征三「この世で静かに暮らすために」がある。彼は24年前、山あいの村、東京都日の出村に移り住んだ。人々は優しいし、ここで生まれた子どもたちが巣立ち、畑では野菜が豊かにとれて、チャボは卵を抱いている。アケビ棚の下で、畑から取ったばかりの野菜で食事。
それなのに心は晴れない。

山が半分削られて、東京ドーム5つ分のゴミ処分場になってしまい、よその町のゴミが運ばれてくる。ゴミからの汚水で地下水や沢の水が汚染されている。二年前、「日の出の自然を守る会」を作り、町内の人たちも参加してくれて運動は盛り上がった。

それが推進派の町長の命で自治会長や議員が奔走しはじめると、行政の下請けの「自治会」、上のものには逆らえないという住民、第二処分場の賛否より、よそものに「和」を乱されるなというふうにすり替わってしまう。

実際に町を動かしているのは町の「えらいさん」やその提灯持ちで、反対運動に怒鳴り込んで来て集落で決めたことに反対するのかという。数人の彼らの言うことが、100人の集落の意思ということになってしまう。

この辺り、住民運動に関わってみた身には、分かりすぎて読むのがつらい。100人の集落のことはそのまま町の事であり、県のこと、國のことでもあると思うのだ。
気持ちはいささかも変わらず、闘う人を支持しようとは思うが、現場へはもう出て行けない。子どものままのような感性と老人の体力で、続けられるものではない。後悔はしていないが。



# by buribushi | 2011-05-16 21:06 | Comments(2)

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