おしゃべりきものⅡ-または、おしゃべりねこ

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貴重な晴れに葱を抜く・ほか

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 晩秋に貴重な晴れになった。
 今日の予定を書き出した。○葱を抜いて干す。○中島神明神社で落ち葉をくださるのを貰いに行く。○オカモトさんへ贈りもの用の米と、沢庵用の糠を買いに行く。G誌締め切り4日。○A紙締め切り1日。


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うちの葱。まー、おばあさんみたいな立ちかた(おばあさんだけど)。


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 うちの葱を見て、それだけなのー、うちのを上げるから畑へおいでと言われるアメTさんの畑で抜かせて貰った葱。土がねっとり重く、着いたままでは乾きにくいだろうと、根と外皮を取って干す。ほかにキャベツ、レタス、蕪、ほうれん草を頂いた。
 オカモトさんのご都合で米と糠は明日買いに行くことにした。
 肥料袋に詰めてあった落ち葉をを18袋貰って来た。夫が堆肥に積んだ。
 干した葱をコンテナに立てて仕舞う。ここまでで日が暮れた。
 Aの締め切り分は夜なべ。締め切りの遅いGは明日にする。

 夕飯は、煮てあった牛スジに里芋と葱を入れて、芋煮ふうのお汁。大根の葉を茹でて細かく刻み、じゃこと炒めて塩で味付け(ご飯に混ぜて菜飯にして食べる、たまらなく美味しい)。太い葱をぶつぶつ切ってごま油で焼き、醤油をさっと掛ける。ストーブで煮た花豆。

 夜になって雨が降り始めた。



by buribushi | 2015-11-30 19:55 | | Comments(8)

九条まもれパレード

29日、九条をまもる県民のつどいへ。
オープニングコンサートはギターによる「マラゲーニア」「禁じられた遊び」「イマジン」。
講演のあとはパレード、正味2キロほど、小雨のなかを歩く。
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 「クブラバリ・トングダ伝説」というものがある。
 与那国島は日本最南端、八重山列島の西の端にあたり、天候によっては台湾の島影が見えると言われる島だ。
 かつて、沖縄王朝が薩摩藩からの税の過酷さを宮古や八重山の島々に転嫁した、悪名高い「人頭税」というものがあった。
 天候被害などで生産が少ない年も王朝の税収が減らないよう、島や地域から取る税額を一定にした。15歳~50歳の男女全員に割り当てられた税は、身分の高い者が勝手に身分の低い者へ支払いを押しつけたりしたので、一般の者の生活は甚だ過酷だったという。
 廃藩置県で琉球王国が沖縄県になってもその制度が改まらなかったのを、新潟県人中村十作らの決死の働きで1903年にやっと廃止されたのだが、今日はその話ではなくて。中村十作の話「大世積綾船(うふゆつんあやふに)」は以前書いた。

 クブラバリというのは与那国島の海岸にある岩の裂け目で、妊婦はそこを飛び越えるよう強いられた。飛び越えられても死産流産、飛び越えられなければ母子ともどもに死ぬ。トングダは一枚の田で、いきなり招集を掛けて島中の男をそこに集める。時間内に田に入れなかった病弱者などは殺された、という伝説である。
 
 一人一人にでは無く島全体に割り当てられた税は、人数で割って納めることになる。妊婦や弱者を間引くという話は矛盾がある。これは近世になってからの作り話であろうということは、学者や文筆家が書いていて、私もそちらを信ずる。
 
 今日の講演を散漫に感じていたところへ、クブラバリ・トングダ伝説を事実として、現在の沖縄の苦悩と混同したりして話されたのですっかり落胆。会の正式名称も開催地も省く。

追記
 中村十作のことは2013年11月28日に「人頭税・おもろさうし・黒麹」という題で書いていた。また、2011年9月4日にも「群星考(ぶりぶしこう)」ですこし触れている。



by buribushi | 2015-11-30 11:30 | よのなか | Comments(2)

沢庵ばなし

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 長年沢庵を漬けて美味しく食べて来た。
 いつもの沢庵は、5%塩、糠には干して揉んだ茄子の葉を入れる。ほかに、以前は柿の皮、近年は麹を入れるのが私の沢庵で、糠は水で湿らせてぽろぽろにして使った。

 毎年同じことを繰り返しているのに、この2、3年、大根の干し具合が思うように行かなくなって、陽気の加減か、年取ったせいでなにかまずいことをやっちゃったのか、と、気になること限りなし。
 今年は随分気を付けて、11月20日は大根の歳取り、という言い伝えも意識し、せっせと洗って干して、毎日大根に触って様子を見て来た。

 今日。縦皺が寄ってしんなりと、いい感じの大根に混じり、何かアヤシいものがある。尻尾を切り取って見たら、ス入りではないが、スが入りたそうに、かすかに白い部分が出来ている。
 スになりかけたものはもう止められない、今日にも下ろして漬けてしまおうか。

 こういうとき相談出来る人が一人いる。岐阜のキミチャンに電話した。まず彼女の今年の沢庵はどう漬けたか聞いた。
 早漬け。下漬けは大根10貫目、塩600匁、20貫の重石をして、2、3日でじゃぶじゃぶに上がった水は捨てる。本漬けは糠は2升くらいに、買って来たたくあんの素(甘みと色つけ)をよく混ぜて、大根の間に振りながら漬け、重石は10貫目。1週間目くらいから食べられる、寒いうちに食べ終わる。
 来年冬まで保たせるおそ漬けは、塩800匁にして、本漬けは糠、柿の皮、茄子の干し葉を混ぜ、間に振る。と、いうことだった。
 干さないで、下漬けをした場合、本漬けの糠に塩は入れない。というのが知りたかった部分。あと、下漬けの塩の量も、パーセント換算出来て参考になる(彼女は明治生まれの養母に教わったので、尺貫法である)。

 干しかけてからやり方を変える、などと言うことはベテランの話にも、本にもないので、やっぱり、すべての心配事と同じ。「てめぇで考えろ」しか無いんだな。

 「おいしい漬けもの」は1989年発行の婦人之友社の本で、メモ用についている余白ページには1990年から毎年の私の漬け物の記録が書き込んである。大根を35キロ漬けた年もあり、不作、と但し書きして6キロ、18本漬けた年もある。娘の家の分を別に漬けた年もある。書いて置かなければみんな忘れたことだろう。
 余白は、今年を入れてあと2年分しかない。



by buribushi | 2015-11-29 11:47 | 季節 | Comments(4)

ストーブ周りでおかず作り

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薪ストーブを焚き始めると、煮炊きはだいたいその周りで済んでしまう。
弟から貰った大根、まず葉を茹でて、じゃこと一緒に塩少々の味付けで炒りつけたもの。
横にちらと見えるのは、皮と芯が赤紫の大根を刻んで塩を振っておき、自家製ドレッシングを掛けた(白締めごま油、酢、塩、砂糖、粗挽き胡椒で)。


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大根は、煮干しと昆布一握りずつと一緒にストーブの上でゆっくり煮て、醤油で薄めに味付け。


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牛スジをストーブの上で半日煮たらすっかり柔らかくなった。玉葱をたっぷり入れて、くたくたと煮て、甘辛くやや濃いめに味を付ける。「牛ドン」と言って出すと喜ばれる。このあと、玉葱が茶色になるまでなお煮込んだ。



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最後の干し柿。お天気が荒くて雨が吹き付けるし、柔らかめの柿なのがわかるのか鳥が突つき始めたのでストーブの傍へ持って來た。結構重たいので下げるのに苦労する。



by buribushi | 2015-11-28 18:33 | たべもの・のみもの | Comments(4)

時雨れる日

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 冷たい雨が降ったり止んだり。時雨の語源は「過ぎる」だという。
風もあって、ひゅうひゅうと音がする。


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 風があるのは、干し大根にはありがたい。娘の家から干しかけの大根を預かって来た。

 東京の息子の家へ行っている義姉から頼まれて、2軒ぶんの沢庵を漬けるのだ。自分のうちの沢庵だけならともかく、2軒ぶんはきつい、とこぼす。止めてよし。私が許す。なんて言うけど、90代のおばちゃんの頼みだから、もう少し頑張るのだとか。漬かったら漬かったで、下の娘が2本とか3本とか、時々発送。わが娘たちながら、余人をもって代えがたき仕事をよくやってくれる。


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おんもあめばっかだねー。なんかばたばたうごいてるよ。あ、かぜがふいてるのか。


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霰も混じって来た。



by buribushi | 2015-11-27 11:32 | 季節 | Comments(4)

ピースはいいこ

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 2005年夏にうちの子になったピース、生後6ヶ月で鼠を捕った優秀な狩人だったが、この頃は引退したのかな。もっぱら「かわいい」がオシゴトということになっているらしい。
 今夜もお仕事中ですよー。「ぶらしかけてもらうとね、きぶんがよくてよだれがでちゃう。またとかしてね」はいはい。



by buribushi | 2015-11-26 21:04 | 猫・動物 | Comments(4)

大根のお歳取り・友だちからチョコレート

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 19日に洗って干した大根。スが入らないか心配で、毎日触ってみている。突っ張ってはこないで、すこしずつしんなりした手ざわりになって来た。

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 沢庵用大根を干して一番こわいのはスがはいって、この辺りで言うポンポン大根になってしまうことで、今までに何回か経験した。大根が育ちすぎる、と、早く(10月のうちに)干した年。秋が暖かくて冬に入るのが遅かった年。
 それで、大根がうまく乾くには、日照りよりも冷たい風に晒されるのが大事なんだな、と分かって来た。むかし、大根を洗って干したら、「大根の歳取りも終えないうちに干したってかね!」と義姉に叱られた。何のことかと聞いてみても、「大根の歳取りは大根の歳取りだこてね」とだけ。11月20日が大根の歳取りだという。

 何年もやってみて、やっと寒風の大事さが分かって来た。昔からの言い慣わしというのは一理ある。「歳取りは歳取り」でなく、寒い風のことを言い添えて伝えればすっと伝わる、と、そう言うようにした。
 なるほど今頃になると、秋の長すぎたような今年もさすがに風が冷たい。海岸の出雲崎では、海の風に晒して貰いたくて、山の方の人が沢庵用大根を預けに来るそうだ。


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 干し柿、今年は柿がたくさんなったので、剥いては干して随分たくさん干した。剥いた柿を煮え湯にくぐらせれば黴びない。得意になってあちこちに配った。
 晩秋、雨がちになり、最後にうちの分、と干した柿にカビが?ありゃ。ハシモトさんが持って来てくれた柿は見事な大粒だったが、よく実っていて触れば柔らかさを感ずるほど。干し柿にも、焼酎で醂すのにも向かない、置いといて熟柿で食べるしかないような。堅めのを選び出して少しだけ干した。熱湯をくぐらせて干し、表面を風に当ててから、焼酎を霧吹きで掛けた。渋抜き専用の47度の焼酎。


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 早々とクリスマス包装でチョコレートが届いた。中学の同級生、しかも男子。どだ。ヨーイチさん、ありがとう!
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きゃー素敵!うっれしいなー。



by buribushi | 2015-11-25 10:41 | 季節 | Comments(4)

雪の前に小さい木を括る

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この土地の晩秋の常として、雨ばかり降っている。空は暗い雲、夕方の4時ともなればもう日暮れの様子になってくる。あーもう、いつ雪に降り込められるかわからない(いっそ降って仕舞えばまた覚悟もする)。

去年挿し木したくちなしに花が咲いて、二つ実がついていた。
足元にワイルドストロベリーが生えている。どこから来たかわからない、円い小さい実のなるほんの野生種だけど、ちゃんと甘くて香りのいい実がなる。


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簡単な冬囲いとして、棒を立て、枝を寄せて括った、小さい紫陽花のシチダンカ。これも頂いた花を見てから挿し木した。
括って置かないと、雪に圧されて枝が開き、地に着いてしまう。くちなしも、椿の炉開きも括った。


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ローズマリーも括った。去年括らないうちに雪に降られて、枝が欠けてしまった。
お昼前に括ったのに、夕方まだ手が匂う。


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今年もたくさん実が着いた南天。
これも括らなければならないが、まだ実を切るには早いし。


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急須の蓋を割ってしまった。小菊は3種咲いている、白、黄、えんじ。



by buribushi | 2015-11-24 16:44 | 季節 | Comments(6)

山盛りサーターアンダーギー

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えーと粉800グラム、玉子は10個無いから8個、黒糖にベーキングパウダー、
なにをしているかというとサーターアンダーギーの下ごしらえ。






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半日寝かせたあと、サラダオイルで揚げる。
最初の一鍋が黒焦げになるのはいつものことで、やっと調子が出て来た。
丸めるにはいかにも柔らかく、不定形のまま鍋に入れても、くるくる回りながら膨らみ、みんなだいたい丸くなる。

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ほっくり割れるのがうまく揚がったしるし、ひとりでに回りながら、ほくりほっくり、
なんでそんなに沢山作るかというと・・・






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持ち寄りの会合。
10数年前、さることで一緒に活動した仲間の、いわば同窓会。

カンパーイ!


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持ち寄った中にはビールもお酒もある。
甘い梨を日本酒に浸したのが出たのを、フルーツポンチだと思って食べてしまった。ムカゴ飯のおにぎり、手製ケーキ。マーマレードは私が持って來た。パンやアンダーギーにつける。

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あーっはっは、何でも楽しい。
眠くなってきた?サトルさんが「解散!」と叫ぶが誰も聞いていない。何回目かの「カイサーン!」でやっとお開き。ミエコさんにうちまで送って貰った。
残ったアンダーギーはみなさんのお持ち帰り。剥いた柿は完売で大皿を抱えて戻る。



by buribushi | 2015-11-23 11:23 | ひと | Comments(2)

結び文の形の種子、カラスウリ

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山のハシモトさんと、ハシモト組のコバヤシさんが来た。コバヤシさんが千葉から持って来てくれたカラスウリ。さすがハシモト組、私の好きなものがわかっている。


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つくづくと見たのは初めて。縦縞が入っている。


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いちばん赤いのを割って、種子を取り出して洗ってみた。この種子は、玉章(たまずさ)と言う、手紙をあらわす言葉を別名に持つそうだ。これは結び文だね。
種子は発芽率がわるく、しかも雌雄別株なので、うちで蒔いて赤い実を見る、というのはかなり難しいことらしい。きれいにして、陰干しして、大切に春を待つ。一部鉢に蒔いてみた。


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他に持って来てくれたもの、平核無し(ひらたねなし・八珍柿)どっさり。干し柿に出来るよう、枝を付けて切ってある。もう熟す寸前で、天候は晩秋型で、難しいとはおもうけど、やらなければ。
表面が乾いたら家の中で、ストーブ頼りで干すことになるかも知れない。



by buribushi | 2015-11-22 11:22 | 草・木・花 | Comments(10)

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