おしゃべりきものⅡ-または、おしゃべりねこ

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塩レモンに塩柚子

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塩レモンはざっくり八つ切りにしたが、細かく切ったらどう違うんだろう。と、思ったので、小さめの一個(100グラム)を刻み、15グラムの塩で漬けてみた。

塩レモンがあるなら、塩柚子はどうだ?と思い立ったら、またやってみなくては気がすまない。頂き物の「お庭柚子」を4個、200グラム、塩30グラムで漬けた。
もう、一日が終わり、お風呂に入って寝るばかり、という深夜になってから、ごそごそとはかりを持ち出して塩を量って、柚子を刻んで、瓶を並べてにんまり。

あとはよく漬かるのを待つばかり。

小学生の頃、広瀬村(今は魚沼市の一部になっている)の、母の里へ遊びに行っていた。近所の人が、ボテ(小型の丸い笊)にいっぱい持って来てくれたのはスモモの塩漬けで、まだ青い実だったのだろう、漬け物になってやや色褪せて黄ばんだ、初めて見る様子をしていた。
ほかの子どもは少し摘まんで食べたらすぐ興味を失って、また遊びに戻って行ったが、私はその漬け物がすっかり気に入ってしまった。なんだかんだで、しまいには私が一人で食べ尽くした。
その後ああいうものに出会ったことがない。
小学生が八十歳になんなんとする歳月がすぎては、もうあの漬け物のことを聞ける人もいないだろう。
未熟のスモモと塩が、酸っぱい、でもしょっぱい、でもない、発酵した漬け物のおいしさになっていたのだったが。



by buribushi | 2015-01-31 16:49 | たべもの | Comments(12)

塩レモンを仕込んだ

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塩レモンなるものがある。レモンの塩漬けで、調味料などに使う。
と、聞いただけではあまり興味が湧かなかった。
ん?と振り向いたのは、t-harunoさんのブログ「さぬき日記」(tharuno.exblog.jp)で見た塩レモンの記事。
「皮と果肉をみじん切りにして豆腐に載せて食べたら実においしかった。名前から感ずるような「すっぱしょっぱい」ものではなく、食べたあとレモンの風味が残るお漬け物、だった。

昔よく読んだ「若草物語」に出て来る、四女のエィミーが学校でこっそり食べて先生に叱られたライムの塩漬けとはどんなものだろうと思っていた。授業中に隠れて食べたいほど美味しいものか?
塩レモンを作って食べた今は、美味しいかもしれない。と思う。」

これを読んで俄然興味が湧いてきた。折も折、sakkoさんにいただいた自家産レモンがある。
レモンを洗って水気を拭き、縦八つ割りに切った。塩は、ネットで見れば10%から30%までさまざまに書いてある。塩の分量を守るように、と言っても、ずいぶん幅がある。15%で漬けることにした。

レモン3個500グラム。塩15%で75グラム。




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昨日漬け込んで、時々瓶を振って中身を混ぜるようにした。今朝は、かなり水分が出て来ている。




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こんな具合。
漬け物としての発酵を待てばいいと思うので、毎日揺すったり振ったりしながら様子を見ることにした。
harunoさんは2週間待てと書いている。
出来上がったら冷蔵すればいいらしい。

今日、小振りな100グラムのレモンを1個、細かく刻んで15グラムの塩で漬けたのも一瓶作ってみた。



by buribushi | 2015-01-30 17:49 | たべもの | Comments(7)

また、雪雀

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何日ぶりかでまた雪が降り始めた。
餌台、「雀の食堂」には、こんもりと雪が積もっていたのを払って糠を置いて来た。
木の上で待機している雀たち。椋鳥?も一羽。


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私が引っ込むとすぐ、餌台に飛んできて、脚で掻き散らしたりしながらせっせとついばむ。
散らされたのを下で拾っているのもいる。

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次々飛んでくる。


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また飛んでくる。
一番多いときはこの台の上に16羽、いた。



by buribushi | 2015-01-29 19:50 | 猫・動物 | Comments(6)

木皿泉「晩パン屋」

「文藝別冊 総特集 木皿泉-物語る夫婦の脚本と小説」
脚本に(これまで)、小説に(これから)とルビが振ってある。木皿泉はご夫婦二人で一つのペンネームで、これまでに「すいか」「昨日のカレー、明日のパン」など名高い脚本を書いてこられたが、テレビドラマをあまり見ないのでどれ一つとして見ていない(これからは見る)。
ロングインタビューやお宅訪問など、興味深い記事がいっぱいだ。
その中に、未発表小説だという「晩パン屋」があった。

夜しか開いていないパン屋は、名前はあるが「晩パン屋」と呼ばれていた。店主のツバサにはコトブキという弟がいる。当のコトブキは弟だと信じているが、三歳の時拾われたのだ。飛行機が墜落して、とっさにコトブキを抱きかかえたツバサと二人だけ生き残った。
転がりながら追ってくるコトブキを置き去りにできなくて、ジャケットに包み紐で体にくくる。吸血鬼は鳥のようには飛べないが、大きなバッタくらいには跳べる。

吸血鬼は同じ場所に百年以上いてはいけないので、新しい土地ではまず桜を植える。桜の木の寿命は百年くらいなので、植えた桜が枯れる頃には移動する。ここ数年、あまり花がつかなくなった。
コトブキは中学生になり、高校生になる。バンドをやっているようだ。
桜の木が枯れるまでに、コトブキが一人で暮らしていけるようになるだろうか。
ツバサは朝日の光に一瞬当たっただけでもヤケドの一歩手前くらいダメージがある。パンだって焼いたことは無かったが、小さいコトブキと一緒にいるためには何でも出来ると思った。
コトブキを拾ったツバサと、同じく吸血鬼で人間の女性を好きになって一緒に暮らし、彼女を亡くした竹月とは、去る日が近いことを話し合う。
コトブキに会うまでは、好きな場所に好きなだけいた。地球の果てのようなところでクジラの群れを飽きるまで見たり、美しく忘れがたい風景を見て気ままな日々だった。

バンドをやっているコトブキは、彼の歌を「見つけた」人があって東京へ行こうとしている。ツバサが彼を失うのを悲しむだろうと思っている。

コトブキが店の閉まる早朝に出て行こうとして、ふと気づく。いつも閉店と同時に表に掛けておく「明日、あります」の札が無い。
引き返してみると、店はきれいに片付いて、何もなくなっている。引き出しにも、寝室にも、何ひとつない。「明日、あります」の木の札だけが流しの隅に残っていた。コトブキは、それを鞄に詰めて家を出て行く。

あらすじはだいたいそんなふうだけど。
ツバサが作るパンが「こし餡と苺ジャムとカスタードを入れた三色パンや、カステラに目のさめるような緑の羊羹を挟んだ三角形のシベリア、ビー玉ほどの餡ドーナツを一握りほど袋に入れたコロコロ」などというところ、人間はパンなる物を食う。パンとはこんなものだ。とツバサが考えそうな気がする。
また、自分はものを食べないツバサが、コトブキのために、朝、食事を作る。「水につけておいた米を炊く。同じく水につけておいた切り干し大根でみそ汁、それから玉子を焼いて、あつあつのメンチカツはウスターソースにびたびたに浸しておく。」とか。
大きくなってきたコトブキがアルバイトで引っ越し屋をして、普通の家にはいろいろな物があるのに驚くところとか。そういう細部がかなしくて心に残る。

晩パン屋・・・バンパイヤ、とゆっくり気がついたりして。

「二度寝で番茶」「木皿食堂」「すいか(シナリオ)」「道草(ラジオドラマ・シリーズ)」4冊 「昨日のカレー、明日のパン(シナリオ)」
どれも好きだが繰り返し読みたいのは「二度寝・・」「木皿・・・」か。

わたしみたいなものがこの世にいていいんでしょうか?
いてもよしっ!
は、「すいか」に出て来る会話。

「いてもよし」は木皿ワールドのテーマの一つと思う。













(パソコンが古くなって不調になり、ネットで次のパソコンを買った。何をするにもいちいち様子が違い、未だに写真の取り込み、取り出しがうまく行ったり行かなかったりしている。)



by buribushi | 2015-01-29 11:29 | | Comments(1)

たくわえて冬ごもり

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左から、sakkoさんの金柑の甘露煮(赤ザラメで煮た)。大豆(サカナマメという地元の名品種)。小豆(地元産)。岐阜の同級生キミチャンに貰った榧の実。



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左から、干し椎茸。枇杷の葉を干した物(煎じて飲む)。魚沼の同級生ヒロコさんが畑で作った豆。メキシコ?の岩塩。



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ご存じ、マーマレード。
保存品はまだあるけど、その一部を。
食べるものがたくわえてあると気持ちがゆたかになる。子どもの頃、リスが木の実をたくわえて冬ごもりする話が好きで、絵本の同じところを何度でも見ていた。70年余り昔のその時と、気持ちは変わらないようだ。

たくわえて、安心して忘れてしまうことがあった。食べよう。順々に。



by buribushi | 2015-01-28 19:49 | たべもの | Comments(6)

グーグルでビックリ

大好きな高山なおみをグーグルで牽いて見ていたら、あれ?当buribushiの画像が点在する。
ずいぶん多いので、burubushiでまとめてみたら、ひゃー!あんなのも、こんなのも、載っている。ネットの世の中にブログという屋台店を出しておれば、こういうものなんだね。

大人買いしたなおみの本、一歳の私の写真、マーマレードにパン。機が持って行かれた日。弟の山畑。
まあ高山なおみつながりだからいいや。

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by buribushi | 2015-01-27 22:27 | よのなか | Comments(6)

奈良の友だちから宝箱

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奈良に住む同い年のsakkoさんから、ずっしりと荷物が届いた。
出て来るわ出てくるわ、甘夏みかん、レモン、きんかん、みかん、キウイフルーツ、かき餅。
特筆すべきは、これ、全部ご自分の畑で収穫されたもの。かきもちも、餅つきをして、座敷に広げて乾かすまで全部お手製だ。なんと豊かなことだろう。それを分けていただけるとは、なんと果報ものだろう。みんな、皮ごと食べ尽くすのだ!
かきもちも色とりどりに、胡麻、黒糖、エビ、よもぎ、紫蘇?、白、まだあるみたい。


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りっぱなレモン。
高地の妹からお茶の葉をもらい、手もみで作った紅茶がある。あれとこれでレモンティをいただこう。
レモン塩なるものも作ってみよう。


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子どものころ、風邪を引くと、金柑を煎じて、熱々の甘いお湯を飲ませてもらった。
蜜煮にして取っておけば、お湯を注ぐだけであの金柑湯が飲める。
蜜柑の皮も、買った蜜柑の皮(葱を植える時まで取っておいて畝に入れる)とは別にして干しておく。
これは陳皮(チンピ)と言ってお薬です。



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かきもちは、たっぷりの油でゆっくり揚げると大きくふくらみ、ぱりぱりと美味しくなるのだ。

甘夏蜜柑はもちろんマーマレードに。皮を出来るだけ薄く刻み、さっと茹でこぼしを1回、ゆっくりゆでこぼしを2回、その湯を替えずに一晩おいて、翌日、実と一緒に煮る。実は、一袋ずつばらばらにしたら、背中のほう、というか皮に近かったほうに包丁を入れて、割って取り出す。
皮と身を一緒にして、砂糖は最初の材料の目方の半分位を2度に分けて入れて、中火で煮る。
自家産のありがたさは、農薬やワックスを心配してお湯洗いを繰り返すなどの処理が不要なこと。

皮の処理を高山なおみの本でみたやり方に変えた。
実を全部使うところ、砂糖は目方の半分、と言うところは自分流(高山式は、皮3個分に実を一個。砂糖は目方と同分量)。
皮がよく煮えているので、最初から砂糖を入れて煮始める。皮が処理済みのためか、アクを取るという作業がほとんどいらない。
実を背中から割るようにしたら、タネを完全に取り除けるようになった。袋ごと刻んで煮るのをやめたので、出来上がりの量は少なくなったが、瓶に詰めて、見た目がきれいになった。

こうしてこの時期に、一年分のマーマレードを煮ておく。ありがとうございます!



by buribushi | 2015-01-26 13:36 | ひと | Comments(11)

気に入りのセーターを繕った

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色が好みだし、軽く柔らかくて気に入っているセーター。十数年か、二十年近く経ったかもしれない。全体に薄くなって穴が目立つ。

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袖はやや長くて折り返しているので、ここを切り取ってつぎあてをすることにした。


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この写真ではよくわからないが、切り取った袖の先を小さく刻んで、穴に裏から当てて表を見ながらかがる。
袖口は折り込んで縫い付けた。


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これでまた、この冬うちくらいは保つだろう。
昔のセーター、重く感じて着たくない物が出来てしまった。
かといって、がんばって買ったカシミヤは柔らかく軽いけど、虫に好かれて、すぐ穴が出来る。カシミヤではつぎあてもしかねるし。
子育ての頃は編み機が幅をきかせた頃で、すぐ出来るし、2枚ほどいて1枚にまとめたり、ずいぶんたすかった。その頃のものはみんな解いて、3本取りで太い編み針でざくざく編み、色もとりどりに毛布を2枚作った。
冬は布団の上から掛けて、長年重宝したけど、この頃はそれもやや重たい。



by buribushi | 2015-01-25 12:25 | くらし | Comments(8)

友だちのあけび籠


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作り溜めたお手玉を入れておられた。
竹の籠、蔓の籠、籠はいいね。入れたものがきれいに見える。食べ物を入れたら美味しく見える。



by buribushi | 2015-01-24 19:13 | その他 | Comments(8)

カンジキ履いて

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畑へ行ってみたいが、足がずぶずぶ埋まるのでカンジキを履いた。
カンジキはずいぶん久しぶりで、はじめはまごつきながら紐を扱う。


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足跡。


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木の根元はみんな、丸く雪が消えているけど、水が溜まったドラム缶の周りもやはり雪が消えている。


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朝の氷が溶けかかったドラム缶の水面に写る、今日の空とわたし。



by buribushi | 2015-01-23 13:13 | 季節 | Comments(9)

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