おしゃべりきものⅡ-または、おしゃべりねこ

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その他の「片付け」本、「死にかた」本

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この多さはまあ、あきれたものだが、いま本棚から抜いてきた片付け本に、死にかた本。
「人生がときめく片付けの魔法」「ゆたかな人生が始まるシンプルリスト」「もう一度捨てる技術」などの片付け本。

「やがて消えゆく我が身なら」池田清彦。
本の、いわゆる腰巻にいわく、ヒトの死亡率100%-だれであろうが同じです。。
また、「本当のことをこれだけはっきり、短く書く人はいない。しかも笑える」という養老孟司の言葉が載っている。
中味を一言や二言で語れるわけはないが、目次にいわく「人は死ぬ」「がん検診は受けない」「親はあっても子は育つ」ずーっととばして「老いの悲しみ」「自己責任とは何か」「明るく滅びるということ」「身も蓋もない話」など。
「昔は自力で飯を食えなくなったら、もうおしまいであった。だから意識不明の人がむやみに長生きする事はあり得なかった」「老化とは徐々に進行してゆく身体の不自由さを後追いで脳が納得してゆくプロセスなのだ」など。老いと死をかたるのに、身も蓋もない話以外に何があろうか。

「しっかり死ぬということ」ひろさちや、中村仁一。宗教家と、死を多く看取る老人ホームの医師の対話。「繁殖をとっくに終えて、生き物としての賞味期限の切れた年寄りには、もはや早すぎる死など存在しない」とか、抗がん剤は発がん物質だと言う話、余命6か月と言われた人が、ゆったりと船で旅行を楽しんだらがんが消えた話、陽気な患者は治る率が多い話。
「平穏死のすすめ」石飛幸三。
「あした死ぬかもよ?」ひすいこたろう。
「死にざまこそ人生」柏木哲夫。
「思い通りの死に方」中村仁一、久坂部羊。
「大往生したけりゃ医療とかかわるな」中村仁一。
「9割の病気は自分で治せる」岡本裕。
「死ぬという大仕事」上坂冬子。
まだあるのだ。

しかし大体はみな同じ方向を指している。いまも次々出版されているようだが、私はもうこの類の本を読まないと思う。
薬品は反面、毒物であり、免疫力を下げるということはみな共通して言っている。近くで、私と同じ頃、前後してがんと言われた人はみな亡くなってしまった。抗がん剤治療を受けた人ばかりだ。
よく検査してもらってオーバーホールして、あと15年は生きたい、と言って大病院へ行き、亡くなって帰った人もある。私より少し若かった。

私は初めから、抗がん剤と放射線を使わないでくださいと言って、そうして貰ったが、これらの本はその後に読んだものがほとんどだ。だから、そういう治療をことわったのは「カン」のようなもので、深い考えや知識があったわけではない。
再発も転移もなくて済んだ私は、幸運にして、近藤博士のいう「がんもどき」だったのかも知れないし。沖縄中毒と言われた三十何回の旅も、効いたことだろうし。

わたしみたいにやたらに読む必要はないと、読んだからわかる。
お勧めは、最後の3冊、「大往生したけりゃ医療とかかわるな」「9割の病気は自分で治せる」「死ぬという大仕事」だ。
上坂冬子を、この最後の本で見直した。



by buribushi | 2013-09-30 09:30 | くらし | Comments(10)

畑仕事の止めどき

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カボチャもいろいろ。うちの畑の、友だちの畑の。
小さい坊ちゃんカボチャ、長ーいツルクビナンキン、ラグビーボールのようなスクナカボチャ、あとは名前がわからない。

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小学校からの同級生ミコチャンが送ってくれたもの、玉葱、粕漬けの瓜と胡瓜、味噌、麹。
玉葱、瓜類をはじめとして、味噌も麹も手製とはすごい。この人は家が農家ではなかったし、定年まで勤め人だった。76歳でこれだけになるって、えらいものだ。

もう一人の同級生マサコサンは、子どもの時畑の手伝いをさせられたからもうしたくない、と、まったく土をいじらない。私の方がずっとたくさん畑に行っていたけど。

その私は苗床を作って藷苗をつくったり、耕耘機を振り回したりしていたが、このところとみに畑が億劫になったようだ。ようだというのは、自覚が無いまま、蒔き時が遅れそうになる、植え時が遅れる、同じ事をしているつもりなのに虫の害がひどい、藷の味がよくない。
これは心ここになくなってきているのだろう、というのが自己診断。
去年限りで苗床作りを止め、苗は買ったら、あっけないほどラクだった。藷そのものも、そんなに食べなくなっているし。

土いじりそのものは今も好きで、挿し木すればよく着いて、クレマチス、バラ、ヤコウボク、ツルハナナスなどが今年も着いた。
夫はもともと、畑向きではないと思う、全く経験がなかったし、植物そのものにあまり興味がないから、この芽が何かなど見分け難い。ほんとに畑面白い?と聞いた事が何回かある。体調が万全でないいまはまして。

畑は均してしまって、ナツメやプルーンなど難しくない果樹をすこし植えて、間、あいだに花と、トマト茄子程度の蔬菜を作って、草刈りだけして。このところしきりにそう思う。
難儀をすると鍛えられる年齢ではない。することを減らす。したくないことはしないでいいよと、自分で言おう。片付けをしよう。しごとを減らすのもひとつの片付けだ。
と、今は思っている。夏ばてのせいかなあ。



by buribushi | 2013-09-29 09:29 | くらし | Comments(10)

オヤカタ・ハチステを読む

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娘が貸して行った「親の家を片づける」を読む。
「親世代はモノのない時代に育ち・・・不要になったものも捨てられずにとってある」「足腰が弱り、判断力がなくなり、片付けが億劫になると、ますます親の家にはモノがあふれだす」
親が生きているのか亡くなったのか、モノの内容によっても片付けかたは違うし、家の処分を考えているのかいないのか、親の家の片づけにスタンダードはない、とある。
15人の実例が写真入りで出ている。親のものを捨てるための心身の労苦のすさまじさ、人生まで変わった人もある。

子の世代は多く50代、まさに長女の年齢であり、私はがけっぷち。
「8割捨てればうまくいく!人生を変えるガラクタ整理法」を一緒に貸して呉れたのは、自分で出来るうちに片づけよ、のココロであろう。

ハチステ(8割捨てればうまくいく)にある、ガラクタ整理をすると衝動買いがなくなる、というのは事実だと思う。この本を一度読んでから、雑誌を手にとって、いや、この記事を読みたいのだったら他の方法で情報を得ればいい、と思って、買わなかった。年期の入った活字中毒の上、雑誌を自由に買えるくらいにはなったので、買ったのを忘れて二度買ったなどは目にあまる。惰性で購読を続けているもので止めていいのも少なくとも2誌ある。

何でもいい、自分の持ちものを注視して、気持ちが上がるのか、下がるのか。自分の気持ちが下がる、エネルギーが下がるのがガラクタだという。

☆見たり思いだしたりしたとき元気になるか。
☆一番好きか。
☆2年以内に使ったか。

という、3つのポイントだけでガラクタはチェック出来る、と。ガラクタが片付くと、人間関係の整理も出来て来る、と。自分の本音がわかるようになる、と。

父の従姉Hさんは、私の数少ない理解者であり、それを親に伝えてくれた大恩人である。何十年も会っていなかったが、一度は会ってお礼を言おうと思っていた。
家が散らかっているので、片付いたら来て貰う、と言われていたが、その機会が来ないうちに彼女は認知を患い、そのまま亡くなった。そのうちに、は永久に来ない。片付かない不しあわせ、ひとごとならず、身につまされる。
越後の俚諺に、「いつか、とバケモンには出会ったことが無ぇ」があったなぁ。

部屋の状態はアタマの中の状態、というところを読んで思い出した。義姉は整理整頓の人で、以前入院していたとき、どの箪笥の何番目の引き出しの、上から何枚目を持って来て。と言えた人だ。90歳近いが頭脳明晰である。みずから磨きすぎた廊下で転んで骨折、いささか不自由が残ったのは如何んせん。
夫が、姉とお前を混ぜて2で割ればどちらもちょうど良くなるのにと言ったが、姉さんは話だけでも私と混ぜられるのなんか嫌でしょうにと応えたものだ。

片付かないのは自分でも充分困っていたのだ。ほんとうにいい本を貸して貰った。



by buribushi | 2013-09-28 23:27 | くらし | Comments(8)

やっとニンニクを植える

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19日に耕耘機をかけておいたのに延び延びにしていたニンニク植え。
去年植えて今年の初夏に取ったものの中から残して置いたのをタネにした。



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うらべにさんに頂いた巨大なニンニク。初めて植える。



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堆肥を入れて畝を作り、ばらしたニンニクを一つ一つ、押し込むようにして植えた。
蚊が酷くて、まぶすように寄ってくる。網つきの帽子を被ったら前がよく見えない。畝がよろよろ。
大根菜っぱを食べるよう、大根も一畝蒔いた。



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畑の隅のコスモス。



by buribushi | 2013-09-28 09:28 | | Comments(8)

オヤカタ・その日のまえに

ネタ無いときの本頼み。
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娘が持ってきて貸して呉れた本、通称「オヤカタ」など。


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こっちはこっちで、「その日のまえに」「平穏死のすすめ」エトセトラ。


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大好きな作家、武田百合子。



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佐野洋子も大好き。

武田花は武田百合子の子。

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佐野洋子は出ると買い状態。


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食べ物の本は、読み物としても参考書としても。


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沖縄本は棚に4段あり、とは少しどうかと思う。それでも処分もしたのだ。


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宮本常一のもので一番好きなのは、文庫本にある「土佐源氏」。




短歌の本には触れないでおく。



by buribushi | 2013-09-27 09:27 | | Comments(6)

羊毛を紡いで、機を織って

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ナマイキにも機(はた)を一台持っている。

小千谷の業者が注文流れを安くする、という機を、えいっと買ったのは、二十何年前か。羊毛を紡いで、太い木綿糸を縦糸にしてそれを織り込み、半コートを縫ってもらった。
紡いでは、縒りを止めるために蒸し鍋で蒸して、糸を溜めたのだ。

手織の布はヤワで、すぐお尻のところが出てきたりする、と聞いていたので、どしん、どしんと力を入れて織り、機が自分の体重ごと、ずれ動いた。
染めたのではなく、茶色の羊の毛をそのまま使ったので、おなかの白い毛も混じるし、むらむらの面白い布になった。幾らでも言うだけ出すからそのコート譲って、と言われたりした。
衿無しの単純な形にして、黒いマフラーをして、幾冬も着た。

この頃では重く感じて、あまり着なくなったコート、もう袖口など擦れて来ている。こればかりは、着ないからと言って捨てる気にもなれない。
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裂き織り。全部織ってしまったらバッグを作るつもりだが、なかなか終わらない。
6畳の部屋に、この機と、娘に預かった機、その部品、紡ぎ車、布を詰めた籠や箱、などがあるから、機に辿り着くのがたいへんだ。
娘がやっと、裂き織り・・・などと言い出したから、この部屋に隙間ができるのではないか、ほっとしている。



by buribushi | 2013-09-26 09:26 | 作る | Comments(19)

うちの「薮」のあけび実る

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ひとつ前の写真で、ピースが、何がぴょんとしたのか見に出かけた後ろのあたりの薮に、アケビが実っていた。今年の初物。
ちょうど来ていたチエちゃんの姉、カズちゃんに切って持たせた。



by buribushi | 2013-09-25 09:25 | 草・木・花 | Comments(14)

何かがぴょん

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ヒガンバナが咲いたね。ん?


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何かがぴょん、ってした!


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カエルだ!


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もしもし。ちょいちょい。
(ピース、カエルさんかまっちゃだめー)



by buribushi | 2013-09-24 09:24 | 猫・動物 | Comments(12)

また、今日のアフロディーテ・エレガフミナ

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毎日でも写真を出したい気持ちを自粛している、クレマチス「アフロディーテ・エレガフミナ」の挿し木苗。
芽が出た2本は、もとの挿し穂の倍近い丈に伸びた。

もう1本、最初に根が出た、一番太めでしっかりしていた挿し穂は、枯れもしないが未だに芽も見えず、しんとしている。掘って見たい気持ちをぐっと抑えて、ただ待っている。例えばこのまま冬越しにはいったとしても、そのまま春を待つ。



by buribushi | 2013-09-23 20:17 | 草・木・花 | Comments(4)

ちまき(トンボチマキ)の作り方

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乾かして取って置いた笹の葉。

よく乾燥してあれば、何年でも保つ。

使うときは煮立った湯でさっと茹でるだけ。




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茹でた笹は、滑らかなほうを内側に、
葉の付け根を右側にして持ち、右を内側に、三角錐に巻く。

この形のままで米を詰めた正三角形のちまきは、この辺りの言葉ではフシヅマキという。「菱ぢまき」の訛りらしい。



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細身のトンボチマキは、上に出ている葉の付け根をつまみ、ぐるっともう一回しして三角錐を細くする。








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こんな形。















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洗って一晩水に浸けておき、笊に上げて水を切ったもち米を入れる。

煮えるとふくらんで隅まで入るから、三角錐の先端まで入れようとして無理につつかなくていい。


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上に残っている葉をきっちりと下へ折り曲げ、












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もう一枚の笹を上に、
タテ二つ折りにする形で被せて、余りを後ろへ回して上から前へと折る。









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紐はスゲの干したのを茹で戻して使う。
畳屋さんから、新しい畳の切り落としをもらって使う人もある。

上を輪に、長めに取った紐を前後で指でおさえて、
うしろの紐の下を通って手前の紐を取り、



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抑えている指の上辺りでぐるぐるとふた回り巻いて、
下に残っている紐と、後ろに残った紐のゆるみ分を引き締めたものと、上で結ぶ。


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これで一つ出来上がり。

五つ作って、紐を一つにしばり、それをふたつ寄せてまた紐を結んで、10個を一単位にして茹でる。
たっぷりの湯で、50分から1時間茹でたら、五つずつに振り分けて棹にでも掛け、冷ます。
もちろんバラバラで茹でてスイノウですくい上げてもかまわない。

冷めたら紐を解き、笹を剥いて、キナコなどで食べる。
もち米は煮えて三角形の一塊りになり、米粒は残って、もちとおむすびの中間くらいの感じに出来上がる。

笹が防腐作用をするのか、そのままでも何日か保つ。蒸かす、茹で直すなどしてもいい。

もち、笹団子と比べたら、一番手軽に出来る越後の晴れ食(いまはお店で年中売っていて、晴れがましさは薄れた)。

落葉樹を燃して作った灰で灰汁を作って、それでもち米を浸し、うす黄色くなったものを使えば「アクマキ」風のチマキになる。

独習の悲しさで灰汁の濃さが分からず、最初に作ったときは真っ黄色、半透明で、皿の模様が透けて見えるようなキレイな、しかし舌がびりびりするほどアクの強いものが出来た。今は灰汁を舐めてみて加減する。
ストーブの時期が来ないと大量の灰は出来ない。



by buribushi | 2013-09-22 22:40 | Comments(8)

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