おしゃべりきものⅡ-または、おしゃべりねこ

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夏ばてネコのことなど

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夏ばて?で声が出なくなったピース、一昨夜ハシモトさんが来たときニャ・・・と歓迎の辞を述べてから少しは声が出るようになった。顔色(鼻のあたまの色)はまだ良くないが、ごはんは食べる。
足元に来て何か言っているのはわかるので、ん?どした?梳かしたいの?ニャ・・。ということで梳かしてやる。

暑さは衰えず、日中35度、いま20時すぎても部屋で32度、扇風機と網戸を通る風だけでしのいでいる。ピースはわりにすずしい玄関の廊下で大の字になって行き倒れ状態。
高床式住宅の床下は、コンクリートに囲まれているからすずしく、そこのコンクリート床ならひんやりしていると思うのに、このところあまり行かない。
この前長々しい、完璧なヘビの抜け殻があったから、或いはピース、ヘビを見たのかも知れない。

うちへ来た翌年の夏、一緒に畑へキュウリをもぎに行ったとき、ピースが四つ足ごとまっすぐ上に跳び上がったのでびっくりしたが、ヘビがいたのだった。キュウリ1本もいだだけで二人で逃げ帰ったが、私はともかく、生まれて初めてヘビを見た筈のピースがなんであんなにビックリしたんだろうね。
ヘビのほうも、私に会ったときには見せたことのない姿勢、鎌首をもたげて「やるか!」という態度をしていたっけ。

床下にはイモやカボチャが置いてあったり、糠の入った袋があったりするのでネズミが出る。ピースの狩りの場でもあるが、ヘビも来る。ピースは取って来て私らに見せれば終わりだが、ヘビは食糧を狩りにきているのだから真剣さが違う。逃げろ逃げろ。

ピースが来てこの夏で8年か。先代ネコのぶーちゃんが推定20年、先々代のオジはうちで生まれて18年7か月生きた。
ぶーちゃんが死んだとき、この子を私のおしまいネコにする。と決めたのだったが、縁あって、というか、成り行きで、というか(ネコを持たせたい、という意思が働いた約一名がいるような気がするが)ピースが来た。
いままでのネコはどれも、極め付きのお人?よしで、浪人して苦労し、衰えきってうちへ来たぶーちゃんもそうだった。うちへ来てから元気になり、7キロ半になったが、骨格が大きいので少しもデブちゃんではなかった。子犬用の首輪を貰ってつけていた。

ピースは人見知り、ネコ見知り(なぜか犬は好き)、いままでと勝手が違うが、これも授かりもの。



by buribushi | 2012-08-31 21:07 | 猫・動物 | Comments(6)

ネコおばちゃんとイモの親方

昨夜、山のハシモトさんと言っている、上越の山の中で不耕起・無農薬・無肥料で田んぼをやっている友人と、そのイソウロさんの一人で、さつまいも大好きなのでうちでの通称イモの親方という大工さんが来た。

うちの大工息子が、ときどき焚き物用にと木屑や端材を持って来てくれるが、焚いてしまうには惜しいような板や棒があったら取って置くと彼らが喜んで貰って呉れる。
親方はしばらく調子が悪かったことがあって久しぶりだった。玄関の階段を上がりながら、おかあちゃん、これ、とタマゴの入ったビニールパックを私に差し出す。自分で飼っている鶏が生み始めたのだという。
私に呉れるものがあって嬉しい、ということが、様子にも声にも現れていてかわいらしい(60男だが)。木を貰うのだから今日は親方も来るだろう、と藷を蒸かして置いたのをたいそう喜び、糠漬けのキュウリと一緒にたくさん食べた。

ピースはハシモトさんが大好きで、いつも、にゃあにゃあと他の人には見せたことのない様子で擦りついたりして喜ぶ。「ピース、ネコおばちゃん来たよ」ハシモトさんも「ピースただいま」、と言う。不調以来初めて、少し声を出して、手に頭をすりつけて喜んだ。
ハシモトさんちにはネコが常に幾つもいて、知らない間に子猫が生まれていたり、とにかくおおらかに飼われている。自給自足して食べたネズミの頭が家の中に落ちているなんてしょっちゅうだという。

ネコばなし、トリばなし、田んぼ話に藷話、清談は楽しかった。
貰った板をお手の物で、軽トラの荷台に上手にくくりつけて、残った藷も持って、夜道を帰って行った。
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by buribushi | 2012-08-30 13:49 | ひと | Comments(10)

薬種調合覚え帖

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以前古物店で見つけて買って来た三冊。一番新しいと思われる、書きかけで白紙部分が多い一冊が明治四十年七月とあり、表紙の取れた一冊は、終わりまで書き込んであることと古び方からさらに旧いものに違いない。

方言の発音のままに書いてあり、濁音が清音で書いてあったりして、多少、読みにくい。

せんきょ(せんきゅう)芹科の多年草、根を頭痛薬・強壮・鎮静剤に使う
さうしょつ(そうじゅつ)菊科オケラ、芳香と苦みあり。健胃・利尿・解熱。
りよたん(りゅうたん)リンドウの根を干したもの。芳香、苦みあり、健胃剤。
ぼくりゃう(ぶくりょう)サルノコシカケ科の菌、利尿。
やらっぱ(ヤラッパ)メキシコ原産のヒルガオ科の植物、根を下剤とする。

ちんぴ(みかんの皮)、はんび(まむしの干したもの)、かんざう(甘草)、などそのままわかるものもある。

方言を判読し、辞書を引きながら調べるのはなかなかに楽しかった。
寒い頃に買ったもので、初めは薬を扱っている友人に上げるつもりだったがまだ手元にある。



by buribushi | 2012-08-29 22:25 | 本・短歌など | Comments(3)

雨の降らない畑で

人参を蒔く頃はもう雨不足を感じていた。水を撒きながら発芽、間引き、と経過して、とうとう雨不足のまま大きくなった人参。
人参の含む水分が何%か知らないが、この人参の含む水はほとんど水道水や川水に由来する。
大変香り高く、これぞ人参というにおいがする。人参シリシリー(沖縄風人参の炒め物)にしてみた。筋ばっていた。やっぱり。

人参シリシリーは、人参を細く切って(専用のシリシリー器で下ろせばたちまち細切りになる)炒め、塩少々、卵を割り入れて混ぜたら出来上がり。人参ってこんなに甘いかという味がする。普通は。
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白菜発芽。
水を撒いて作った畝に3日続けて水撒きをしたあと、白菜を蒔いた。新聞紙を被せて二日、今朝もう発芽。新聞紙は除けたが、何か掛けないと芽が焼けてしまう?資材を買いに行く元気がなくて、今日は取り敢えず籾殻を撒き、水を撒いただけ。
いつ雨がふるのだろう。
こんなにしてまで野菜を作る必要があるか?と思いながら、種蒔きの時期が来ると気になって蒔いてしまう。
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by buribushi | 2012-08-28 20:47 | | Comments(10)

くちなし、仙人草

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くちなしは一重と八重があって、今年はどちらもよく咲いた。

一重の方にまだいくつか蕾があって、途切れないのだから返り咲きでなく名残の花と言うべきか、炎熱のなかに咲いている。


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仙人草は好きな花で、ぱらりと出始めたすすきの穂とともに、夏休みも終わる、という気持ちがする。

庭に一人生えして嬉しかったが、いっこうに大株にならない。去年は挿し芽で数を増やして植え込んだが、その甲斐もなくぽつぽつと咲いているだけ。



by buribushi | 2012-08-27 23:05 | 草・木・花 | Comments(2)

ネコのピース、暑気当たり?

昨日も夜7時を過ぎて部屋の気温30度あった、今5時過ぎ33度。
暑くて困る、だの、畑が遅れるだのいうことを越えて、地球が病んでいないか?大丈夫か地球?

カボチャの蔓を手繰って家へ入れば、軍手が手の汗でぐっしょり。着ているものは言うに及ばず、上も下も、下着も上着も濡れている。風呂のぬるま湯を被り、乾いた物に着替え、扇風機に当たれば少しは気分がいいけれども、台所仕事を始めるとまた汗が顎に伝う。

ネコが昨日から、声がよく出ない。かすれた声がかすかにもれるだけで、ニャアと言えない。顔色が悪い(鼻の頭の色がしろっぽくなっていること。ふだんはピンク)。
昨夜エアコンを付けたら、8畳のテーブルの下に入ってどたりと寝ていた。ネコのために、がまんに我慢しているエアコンをつけるのもどうかと思うが、彼女は毛皮を着たきりで、風呂場で水をかぶることも出来ないし。暑気当たりだろうか。
コクテンフグさんだの、娘②だの、ネコのためにエアコン、という人はいるけどね。
今夜もネコのためにエアコンを付けて、じじばばはお相伴に与(あずか)るか。

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by buribushi | 2012-08-27 23:02 | 猫・動物 | Comments(12)

また、若手職人暮らしのアート展

孫のチエが、十日町の旧・川西で古民家を借りて「暮らしのアート展」をしているところへもう一度行く。かやぶきにそっくりトタンを被せた屋根。
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もの静かな若い男性が木彫をしている。松、檜、桐、柘植などを使い分けた美しい浮き彫りや、箱、容器など。上越からのお客や私に説明してくれるところ。
左側に吊り下げてあるのは、チエの作った揺り椅子というか、吊り椅子、お客が次々そっと座ってみている。
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山の中ではあり、吹き抜けになった古い民家は風通しも良くて過ごしやすい。上越からわざわざ来た私たちくらいの年代の男性二人、竹を編む女性って年寄りかと思ったらこんなに若いのか。いいなあ、と、質問ぜめ。わたしのマゴですよと言いたくてうずうずする。
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竹の毬を編むチエと、竹で耳掻きを削る男性。買いやすいちょっとしたものも要るからね。
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使い込まれた囲炉裏。
囲炉裏というものは、座る場所が決まっている。入り口に近い客座。鍵の手に家長の座る横座。その向かいが火に焚き物をくべ足すかか座で、主婦の場所。
こういう古い、しかも大きい家を見ると、息苦しいような大家族の暮らしがどうしても思われる。
大家族であるための温かさや良さもあったのだろうとは思うが、想像するのみ。
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土間の壁に掛けてあったインドのものらしい布。
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写真がヘタで申し訳ない、木彫作品。
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by buribushi | 2012-08-26 20:36 | お出かけ | Comments(14)

カボチャの食べ方

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庭畑に這い回っていたカボチャ、爪をたててみても刺さらない固さになったので収穫。人にも上げて、全部で九つあった。1本に三つだ。
カボチャスープでも作ろう。

スープ 
カボチャ4分の1  タマネギ4分の1  バタ20グラム 水200cc  牛乳200cc
皮を剥いたかぼちゃと、みじん切りのタマネギをバタで炒め、水を入れて煮る。やわらかくなったらざっとつぶし、牛乳、塩胡椒適宜を入れて煮立つ寸前まで温める。(生クリームが入ればもっと上等)

サラダ
カボチャ4分の1 マヨネーズ大さじ3  クリームチーズ大さじ2
適当に切ったカボチャを蒸す。熱いうちにマヨネーズとクリームチーズを入れ、ざっとつぶす。

大学いも風
カボチャ4分の1  炒り胡麻少々  砂糖大さじ3・醤油大さじ1・水大さじ3
タレを煮立てて置く。
カボチャを切ってぬるめの油でゆっくり揚げ、タレをまぶす。胡麻を振る。

スイートカボチャ
カボチャ丸ごと。牛乳、砂糖、塩、生クリーム。
カボチャを適当に切って蒸し、つぶす。
生クリーム少し、牛乳、砂糖、塩を少しずつ加えて味を見て、良かったらアルミカップに盛り、オーブンでうっすら焦げ目がつくまで焼く。シナモンパウダーを少し加えてもよし。

サラダその2
カボチャ、人参、胡瓜、マヨネーズ、塩、こしょう。
カボチャは薄めに切って茹で、柔らかくなったら湯をすてて、からいりして水気を取ってから塩胡椒を少々。茹でた人参の薄切り、胡瓜の薄切りを入れ、マヨネーズを入れてかき混ぜる。

いとこ煮
カボチャ、小豆、砂糖、塩。
小豆は茹でて置く。カボチャを大振りに切って、茹でた小豆をいれ、好みに砂糖・塩を入れて煮る。



by buribushi | 2012-08-25 21:01 | Comments(10)

浴衣地のお手拭き

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沖縄・糸満に、奇跡的に戦禍から残ったと言われる古民家を使った食べ物屋さんがある。
「皿そば」は、沖縄蕎麦の麺をつかったやきそばで、野菜や魚貝、いろいろな具の入ったあんかけになっていて、沖縄蕎麦がすこし苦手、と言っていた人も美味しい美味しいと平らげた。

そばやじゅーしー(炊き込みご飯)みんな美味しいが、コーヒーやデザートもお勧めで、周りの石垣に少なからぬ銃弾の跡がありながら、無傷で残った幸運な家の中でそれを頂くありがたさ。

厨房や手洗いは今風に作り替えられているが、その手洗いで見た「お手拭き」、浴衣地を小さく切って縫ったもので、一枚取って使ったら傍にある籠に投げ込むようになっている。一回毎の使い捨て(洗濯してまた使うのだから「捨て」ではないが)で、洗って乾いた浴衣地の気持ちよさ、感動した。
帰るとすぐに真似をして、浴衣地の手拭きをちくちく縫い、籠を二つ並べて、「手ふき」「つかった手ふき」と書いて張った。

大変好評で、子ども連れのお客の時は、その子たちが何かというと、あ、手洗ってくる。と立って行き、籠一杯の手拭きを使い果たして帰った。
真似したい、と、奥さんを連れてわざわざ見に(見せに)来た人もあった。

浴衣地の見本帳をくださった人があり、端切れもありったけ出してきて、いろいろな手拭き、縫うのも楽しかったが使うのも楽しい。
長い冬、ストーブ脇のしごとにもってこいで、たくさん縫って予備もある。
手拭きだから、着用済みの浴衣でもいいし、柔らかく、縫いやすく使いやすくてかえっていいくらいかも知れない。

お店は糸満市真壁の「真壁ちなー」(http://makabechina.ti-da.net/)という。



by buribushi | 2012-08-24 22:13 | 作る | Comments(12)

涼しい服

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むかーしの、おばあさんの着た麻の単衣から作った簡単ブラウス。

しわくちゃだな。アイロン必要。

肌触りがひんやりして、風が通って、着ていないより涼しい。

惜しいかな仕立てがヘ〇くそ。古い布の服は仕立てがわるいと、「よっぽど着るものがなかったのね」という感じになってしまうから、マルヤマさんに頼んでもう一枚作るつもり。


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麻55%レーヨン45%のユ〇クロの半袖シャツ、バーゲンで500円だったのを、もう数年着ている。
同じ型の黒もある。

このメーカーのはみんな小さく感ずるけど、これはXLサイズなのでゆったりとしている。











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木綿の端切れで。私のものには珍しく花のプリントだ。

しわ加工してあって軽く、肌につかない。これも数年着て、少し色が褪せた。

同じ型紙で、シーチングだの、紺絣だの、絞り浴衣だの、随分いろいろな夏服を着て来た。



by buribushi | 2012-08-23 19:33 | きもの・衣服 | Comments(6)

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