おしゃべりきものⅡ-または、おしゃべりねこ

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さらに署名もらいに

朝、少しだけ畑へ出て、ぬるま湯を被って着替え、あとは署名もらいに。
ほとんど断られることはない。いろいろな人に会うのでそれが面白い。

この前の、フレアスカートの身だしなみ90歳、の同級生だと言う人は、腰巻き一つという夏姿であった。私が子どものころは珍しくなかったが、随分久しぶりに見た。肩には濡れ手拭いのお定まり。身だしなみの人も、90ともなればやりたいように、の人も、それぞれに良し。

ある家は玄関に手作りらしいさまざまの焼き物がぎっしり飾ってあるので、署名してもらう間それを眺めていた。帰りに、手に載るくらいのシーサーを一対呉れるという。辞退すると、「気に入った人にしか上げないんだから貰ってやって」と奥さんに言われ、「魔除けだ」とご本人も言われ、頂いてしまう。

金物屋さんでは探していた五徳を買い、署名を貰う。ある家では今年初めてのアイスキャンデーを出されて食べた。小豆アイスだ。
小豆アイスの人は次の家まで送ってきて口添えしてくれた。

とうとう日暮れまで歩いた。
烏賊と桃を買って急いで帰った。着ていたもの一切、帽子まで全部洗濯機に入れてスイッチを入れ、ぬるま湯を被って着替える。
烏賊のワタを抜き、塩をまぶして、包丁でナナメに切り目を入れて焼く。胡瓜の糠漬けを出す。昼の残り物、タマネギと豚肉のいためものなんかも出して夕食。途中で気がついて植木鉢に水やりに出る。玄関を出るなり香ってきて、ヤコウボクの第二陣が咲いていた。
洗濯物を干す。下着が一日で三組。
あー、どうもあんまりかしこくない。

署名は延べ98人。



by buribushi | 2012-07-31 22:14 | よのなか | Comments(11)

メモ・黒タチアオイ播種ほか

今日の心覚え。
ハットリさんから、「黒立葵」の種子をもらったので、蒔いた。
黒っぽいほど濃い紅のタチアオイ、彼女が好きで買って、殖やした。タチアオイは種子を蒔いて出てくるのが親と同じ色とは限らない、という私の経験を話してあったので、実験しようと、黒花のものの種子だけ蒔いて観察した。
タチアオイは二年草で、蒔いてから咲くまでに二年は掛かるが、そうして出た結果、生えた種子の15%が黒花だったという。あとは紅のいろいろな段階。
彼女の畑はあちこちにタチアオイが一杯で、梅雨時など見事なものだ。わたしもタチアオイをやたらに咲かそう、今日一畝蒔く。

乾ききっているので、水を撒いてもコロコロ弾くほどだが、たっぷり水撒きのあと種子を蒔き、隣のポチ(ネコ)が掘るので、竹の枝を上に並べた。
咲いてみるまで解らないのがやっかいながら、二年先の楽しみ。私がんばれ。

ほかに、挿し木のクレマチス(都筑)を鉢に取る。いい根がでていた。ただし1本だけ。
同じく、挿し木のクチナシ、一重のほう、に根が出たので鉢に植えたが、鉢の縁を持って立ったら欠けて本体が落ち、せっかく出た柔らかい根が取れてしまった。もう一本、少ないながら根の出た方は無事。

ほかに挿してあるもの、コトネアスター。フサスグリ。椿・千代侘助。ローズマリー。

挿し木のバラ、コクテールに蕾がついた!挿し木が成功したとたんに咲いたのはスノーシャワーもそうで、四季咲きの特徴だろうか、どちらもいい子なり。コクテールはウッドデッキに添わせて立ち上げようか。

ヤコウボクに次々花芽。時差出勤。手に載る位の挿し木苗にまで花が咲くらしい。



by buribushi | 2012-07-30 22:19 | 草・木・花 | Comments(3)

背筋寒し

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今日の最高気温34度、家の中での最高気温33度。濡れタオルと扇風機で乗り切る。西瓜を食べる。畑ではかぼちゃばかりが大元気。
2時過ぎからまた署名もらいに出た。累計81名。

身近な老人が一人、今朝になってから、もう東京へ行くと言い出して、急遽来た息子夫婦と去る。

朝、話を聞いて行ってみると、エアコンを強くして寒いほどのところにころりと寝ていた。冷房強すぎないかと聞くがこれでいいという。夫がそろそろとリモコンの設定を上げ始めると、勝手に触るなと言う。
せめてタオルケットくらい掛けなさい。それも断るのを、ムリにおなかから腰を覆った。
午前中はわりに気分がいいが、午後から悪くなって、夕方なんか立っているのもつらいという。
夫と、冷えで具合が悪いんじゃないだろうかと話す。寝るときは冷房をしないので、朝起きて冷やし始めてからだんだん具合がわるくなるんじゃないだろうか。

息子の所へ行くのだから、それ以上どうしようもないわけで、夫が3人を駅まで送った。

私たちが、養父の没後養母を引き取る時、従兄のヒデオにいが「うまいことやれよ。おら知らんぞ」と言ったが、まったくそうとしか言いようのない人であり、状況であり、至言だった。
今回は私がそう言いたい。

しかし、私たちがその部屋に入ってまもなく寒くない?と腕をさすりはじめるような温度の中に何もかけないでじっと寝ているってどういうことか、寒いのがわからないんだろうか。あ、熱中症が怖いとでもいうんだろうか。
並はずれたしっかりもので、80代なかばまで連れ合いを叱咤しながら元気だったが、連れ合いを亡くして1年半。
あのしっかりものも、自分の老化についての見通しは・・・。自分の10年後の年代と思えば人ごとならず、冷房無しの背筋が寒い。



by buribushi | 2012-07-30 21:15 | その他 | Comments(6)

またまた署名をもらいに

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室内にいても汗の流れる暑い暑い日だった。
いつもいる板の間の外によしずを立ててもらって、日除けにもなるが、この透ける涼しそうな景色が好きだ。

原発に関わる県民投票実施を求める署名をもらいに午後から出かけ、6時半ごろ帰って来た。21名、頂いたが、もしかして他の人にもう書いたかも知れない、という人。旦那さんの分まで書いちゃった人。とあるので実質は少し減るかも知れない。

まあこの暑いのに、とアイスコーヒーを出してくださったり、レモンジュースをくださったり。いえ、甘いものは止めております、などと言わずみんな有り難く頂いた。

以前、やはりこういう訪問のときひどく叱られた家があったが、そこへもこんにちわ!と元気に入って行くと、こころよく書いて呉れて、その上奥さんにも書いてもらった。お互い(あのときのことはこれでオシマイ)とおなかのなかで言っている。

それにしても、巻原発が、用地買収などほとんど済んだ時点だったのに建設中止になったと言うことは、感謝してもし足りぬ有り難い事だった。夫は組合の招集で、私は勝手参加で、巻の町なかを原発反対のビラ配りををして歩いたこともあった。
当時の笹口町長が断固とした考えを持っておられてできたことだ。毀誉褒貶はあったというが、今になればその有り難さのわからない人はないだろう。

今日は娘①が子ども3人引きつれて反原発集会に行った(東京)。



by buribushi | 2012-07-29 20:25 | よのなか | Comments(6)

その金をここに差し出したまへ-安立スハル歌集を読む

安立スハル歌集「この梅生ずべし」にある歌。
  ある人の言葉、おのづから歌になりて の、詞書き(ことばがき)あり。

 金にては幸福はもたらされぬといふならばその金をここに差し出したまへ

ある人の言葉、と言っても、強い共感があったればこそ拾い上げられた言葉だろう。「幸福は金では買えない」とはよく言われることながら、世の中の不幸の多くが金で解決することもまた真実であり、「そう言うならその金をここに出して見なさい」。
歌にし難い金銭のことを、このように詠った人を他に知らない。

 細君の縫ひたるらしきシャツを着て励む大工をよしと見て立つ
 車窓に来る青田に草を取る農婦人知れず生き且つ死にゆかむ
 もののはずみに何か亢ぶり医者などに盲従はせずと言ひてしまひぬ
 努力さへしてをればよしといふものにもあらずパセリを刻みつつ思ふ
 ある時は恚(いか)りて硯をぶつけしとふ樋口一葉がよき仕事しぬ
 確信して疑はざるを愚者となすわれの心を知らば恚らむ
 ちかぢかと鳶鳴きしこゑわが内より出づる叫びのごとく聞きたり
 みずからの無知を知るにもある程度の理知なるものを必要とする
 生きるとは諦めぬこと樫の木に低く鳴る風を聞きて戻りつ
 この町には自由に道をゆききする仔牛居て眼のむらさき澄めり
 自が植ゑし山草を日々に目守りつつあるかなきかのごとくに生くる

若い日を長く病んで過ごした作者の目は内へ内へと向かわざるを得ず、「人なき辺にあっても私自身のために書かざるを得ない歌」「光が無いならば私は自分でそれをつくり出すほかはない」などの言葉も残している(あとがき)。

いわゆる結社のなかにも、真に「ほんとうの歌詠み」はそんなに多くは無いものだ。
安立さんはほんとうの歌読みであった。
師の没後、居づらくされたものの中に、安立さんは歯を食いしばって生の終わりまで結社にとどまられた。残るも辛く、去るも辛い選択、私は何年か我慢しただけであった。直ちに去った人もあり、そのつよさを私は羨んだ。

追記
ネットで見たところ、「安立スハル全歌集」が2007年か8年に出ている(10500円)。絶版で、いまのところ手に入れる手だてはない。せめて読みたい。県立図書館に問い合わせてみよう。
結社を離れるということは、その世界では死とおなじことなので、こんなざまである。
その中にあるという歌。
  間違って生きてゐるかも知れぬけどこのままゆかむぶつかってゆかむ
  大切なことと大切でないことをより分けて生きん残年短し
  長生きをするといふのは知る人がどしどし死んでゆくといふこと



by buribushi | 2012-07-28 07:28 | | Comments(6)

小豆とかぼちゃはなぜ、いとこ?

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小豆と南瓜を煮たのを「いとこ煮」という。
小豆とかぼちゃが何故いとこなのかわからないが、むかしからそう言う。
頂き物のかぼちゃがあったので、いとこ煮をこしらえた。

小豆   130グラム
かぼちゃ 400グラム
塩麹   大さじ2
きび砂糖 大さじ2(またはハチミツ、みりんでも)

小豆は水を足しながら指で摘んで潰れるくらいまで煮る。
かぼちゃはわたをとり、一口大に切ったものを煮えた小豆に加え、水分はひたひたくらいに調節して、塩麹ときび砂糖を入れたらかぼちゃが柔らかくなるまで煮る。

あんこの時などと違い、小豆のアクだしはしない。全体を食べる。
じっくり煮たものがあるとおなかが落ち着くが、いつも出来るわけではないので、取り分けて冷凍した。

ミニトマトの酵素は順調だけど、写真は変わり映えしないので載せず。たっぷりと水分が出て、美味しそう、今までなんでトマトで作らなかったかと思うほどだ。



by buribushi | 2012-07-27 20:20 | Comments(7)

90歳の、おしゃれな人

通りがかりに入った店で、望みのもの(五徳)が見つからなくて探す間お店の人と話していた。「あなたはお若いからわからないだろうけど」「若くなんかないですよ、75ですよ」と答えると「若い若い、わたしなんか90ですよ」と言われる。

とてもそうは見えない艶やかな婦人だった。髪をきちんと結って薄化粧。空色のサマーセーターに、フレアスカートは青、緑の混じったプリント。琥珀のペンダントをしておられた。
もともときれいな人ではあるのだろうが、無精して、自分を構わないでいたら見る影もない老婆になっても不思議ではない。
まいにち、こうしてきちんと身支度をすることがこの人を支えているのだろう。見習うべきことだ。

破れたジーパンの膝に布を当てては刺し、雑巾のようになったのを穿くのは草取りの時だけにしよう。一番雑巾度の高いのはこの際引退させよう。
毎日よそ行きというわけには行かないが、せめて八百屋へ行くとき着替えないでそのまま行けるくらいにはしていようと思った。

写真は話に無関係。見に行った映画「ぱいかじ南海作戦」のちらし。西表が舞台らしいので見に行った。椎名誠原作のオトナのおとぎ話だ。
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by buribushi | 2012-07-27 13:20 | きもの・衣服 | Comments(6)

ミニトマトの酵素二日目

昨日仕込んだミニトマトの酵素を手で混ぜた。
1.1倍という砂糖が入っているので、たっぷり水分の出た瓶の底には分厚く砂糖が溜まっていた。それを手で揉みほぐして混ぜるようにしながらかき回す。
今までの酵素造りで、仕込んだらじっと待っていたのはこの部分が足らなかったのだな、と納得する。
今度から、朝起き抜けに一度混ぜよう。
洗い物やら何やら、けっこう石鹸を使う。手製の廃油石鹸だけれども石鹸は石鹸、苛性ソーダがタップリ入っている。一度作ったらなかなか無くならなくて、配合も何ももう忘れた。もしまた作るなら、一から調べなくてはならない。
その上ハダシで歩くようになった板の間も今日は石鹸を入れた水で拭いたりして、昼までずっと酵素を混ぜる時がなかった。

混ぜた右手を洗う前に舐めた。当然ながらトマトの味がして美味しい。その上、混ぜた方の手だけつるつる、しっとりとする。
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よく混ぜてからまた白布を掛け、押さえの笊を載せておいた。



by buribushi | 2012-07-26 14:55 | Comments(5)

ミニトマトの手作り酵素

今日出た雑誌クロワッサンに、手作り酵素の力で代謝を上げるとダイエットになるという話が出ていた。別にダイエットしなくてもいいけれども、代謝を上げられたら結構なことだ。酵素は今までも作っていて、ナマの野菜や果物を砂糖で漬け込んで発酵させて取った液を薄めて飲む、というもの。
飲料の一種扱いで、そう熱心に作ってはいなかった。出来た酵素も娘が大方持っていって飲んだようだ。
今回作ってみる気になったのは、ミニトマト一種だけで作っていること。キレイに洗って水気を拭いた手で、日に一、二回よく混ぜると、手についている「常在菌」の働きでよく発酵する、とあることのため。

ミニトマトはいま、毎日穫れていて、人にも上げるけれども消費しきれないくらい。
今日笊を持って取りに行き、昨日の分とあわせたら4キロ余あった。
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縦に2回包丁を入れて、横に一回切ると1個が8切れになる。それを繰り返して、洗ったトマトを全部刻んだ。

このあと、分量の砂糖(材料の1.1倍)を、一部取りのけてから全体によく手で混ぜて、最後に取りのけた分を上に蓋のように載せ、きれいな布を被せて笊を上げて置いた。
これであとは毎日、きれいに洗った手で全体をよくかきまぜる。1週間くらいで発酵するから、笊とガーゼで漉す。
手は水でよく洗い、石鹸はつかわない。
白砂糖は発酵で変化し、ハチミツのように、害のない甘味に変化するということだった。余分なミネラルなどない方が発酵が早いと説明があった。

出来た酵素30ccを水で500ccに薄めて起き抜けに飲む、というところまで、まずはやろう。
午前中は排泄タイムなので食事はとらないほうがいい、とは、随分前に韓国自然農業家の趙韓珪(ちょーはんぎゅ)先生も言っておられ、1週間・1日13時間授業の講習の時も朝食は無かった。11時頃朝昼兼ねて第一回の食事、あとは夕食、で、一日2食。
ハードな授業だったのに眠くならずついていけたのは、この食事の仕方にあると思った。
いいことを習っているのに、知っているだけでは何にもならない。

趙先生は黒砂糖でヨモギや芹を漬けた発酵資材を「天恵緑汁」と呼び、薄めて作物の活性剤にしたり、発酵飼料や発酵肥料のタネ菌に使うことを教えられた。
薄めて飲めば健康飲料だと言われ、どのくらいに薄めればいいですかという質問には「あなたが美味しいと思うくらいに」と言われた。
いつか忘れていて、長く作らなかった。教えを実行しておれば病まなかっただろうに。
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オマケ写真、梅干し。ことしうちの梅の木は1.3キロの収穫しかなくて、小梅のように小さかった。それを漬け、こぼれ種子であちこちに生えた紫蘇を摘んで、揉んで入れた。今日、瓶ごと外に出して日に当てた。
20キロ穫れた年もあったのだが、木が老いたか。こっちも老人になり、ちょうどいいけれども。
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by buribushi | 2012-07-25 18:12 | Comments(9)

今日の花たち

トケイソウ・セルレア。今年は凍って枯れたのが多く、挿し芽で増やしたこの小さい個体ががんばっていてくれた。また挿し芽して、今度は防寒する。
ピースが見ているのはポリゴナム。今年はたくさん生えた。
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ユウスゲ。下さった方のお名を忘れて申し訳ない。ノコンギクと一緒に送って頂いたのはここへ移って来た年だから、27年になる。岐阜の方。すこし先輩。美人。ノコンギクなど殖えまくって、屋敷じゅういたるところに咲くようになった。
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ヤブカンゾウ。蕾を食べようと言っていたが、沢山頂いたのを食べて、こっちは花を見ることにした。
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by buribushi | 2012-07-24 19:56 | 草・木・花 | Comments(6)

日々の気楽なおしゃべりです
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