おしゃべりきものⅡ-または、おしゃべりねこ

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つららの方向

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二階の小屋根の雪が内側へまくれ込んでいるのを見つけた。なっていたつららが一緒にまくれて来て、横向きになっている。
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もうつらら見たからおうち入るー、寒いよー。
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車庫にしている小屋の屋根雪を下ろす。



by buribushi | 2012-01-31 13:50 | くらし | Comments(12)

進行中

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年にいちど、投稿作品を集めて冊子を作る。
去年一年間、週に一度、十二首ずつ新聞に載った、その作品集。
新聞の切り抜きと、選ぶ前のナマ原稿(新聞社から来る、投稿はがきのコピー)、いろいろな覚え書きや下書きのノート、これらを自分の周りに置いてしこしことやる。

苦労はない、楽しい。だから夢中になって、うしろのストーブで煮豆が焦げる(味をつける前だったし、そんなにひどく焦げたわけではないから自家用にして、義姉に送る分はまた煮る)。

作品集は、はじめは新聞社が作っていたのだが、売れなくて、採算が取れないということで立ち消え式に中止になっていた。あとを私が勝手に(新聞社に了解は取った)引き継いだ。
まあしかし、みごとに売れない。短歌というものが生産者と消費者の数が一緒、と言われているのだから当然だろうけど。

「自分が好きでやっていることだ。モンクあるか」と自分に言う。「・・アリマセン」
文句はないが、作る数を今年から減らす。製造単価は高くなっても、あまり残るよりはいいだろう。

オマケ写真、今日の雀食堂。朝のうちだけ、久しぶりに陽が射した。後半また雪になる。
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by buribushi | 2012-01-30 20:23 | 本・短歌など | Comments(8)

大入り満員

評判になったらしくて食堂は押すな押すなの大入りで、途中2度、居ないのを見計らって出て糠を撒き足した。
2枚目の写真は順番待ちのお客様。と、いうのは嘘で、熱心に啄んでいたかと思うとなぜか一斉に飛び立って近くの梅の木に止まる。30羽くらいまで数えたけどあとはわからない。

りんごはヒヨドリとムクドリが代わる代わるつついて、あっというまに食べてしまった。
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今朝4時過ぎに気配で目を覚まして西側の窓を開けたら、もう真っ赤に燃えている家があった。見る間に火の手が高く上がり、火の粉が風に乗って飛んでくる。屋根には雪が積もっているからまだいいようなものの、近所の家の屋根に次々落ちるのが見える、うちにも落ちていることだろう。
寝てもいられないので着替えた。夫が外に出て火元を聞いて来た。本通りのもと呉服屋さんで、いまはしもたや。隣へも燃え移り、明るくなる頃鎮火した。80代の姉さんとその妹さんの二人暮らしだったが、行方不明だという。
朝になると雪の上に点々と黒い物が落ちていたが、雪が降るにつれ見えなくなった。
人は自分の終わりを自分で決められない。

絣の割烹着を2枚作ってもらい、その一枚はもうブログに載せたのを忘れて、きのうまた新しい話のようにアップした。気がついて落ち込む。

新聞の投稿作品一年分をまた冊子に作るよう、夫が原稿を起こして呉れていて、それを校正したり、名簿の整理をしている。
投稿者は年々入れ替わりがあるから、新顔の投稿者の名と住所はその都度ノートに写してあった。
投稿して載った作品を冊子に入れていいかどうか、伺うハガキを作って出す。出来た冊子の注文も兼ねているから大事な用である。
そのノートがどうしても見当たらない。諦めて、新聞の切り抜きと、選ぶ前の投稿はがきコピーとから拾い出す。夫に言いたくないのでこそこそとやる。
終わる頃、もしや、ともう一度見た場所にちゃんとノートはあった。そんなことをしている間に、ストーブの上にかけた豆を焦がす。
義姉が、この前送った煮豆が美味しかったので、家へ行って豆を持ってきて煮て送るようにと言っている、と娘のメール。なんで煮た私に言わない?と思いながらノートの整理をしていて、焦がした。

もう、こんなにして年取っちゃう、という気がして来て。
自分でやっ、と引っ張り上げなければどうにもならない。M子さんと話しをしていて、もう5年で80だと気がついちゃったんだね。

楽しく原稿の仕事をすることが、いつまで続けられるか。見苦しいことにならないように、変だったらヘンとちゃんと言って呉れる人を決めて置いたほうがいい。

こんどこそ、ものを捨てる大片付けに入れるだろう。



by buribushi | 2012-01-29 16:36 | 猫・動物 | Comments(8)

紺絣のカッポー着

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紺絣のきものを解いたのを2枚持っていたが、何年もそのままだった。

惜しんでいないで割烹着にすれば毎日でも着られると思って友だちに縫ってもらった。このアラレのような柄と琉球柄。
軽くて着心地がいい上に、洗って干せばすぐ乾く。

ぱんぱんっ、とはたいて干せば、シワもなく乾いてしまう。


この友だちはウデがよくて、つい、頼まなかった飾り縫いなどしてくれることがあるから、今回は別布はあしらわない、ポケットはタダの貼り付けで、と念を押してあった。

紺絣の割烹着、最初のは何度も洗ってほどよく色が褪め、とてもいい感じになっている。それを着ていたら近所の人が、あら!私も着ないままの絣のきものがあるから、割烹着にしよう、と言って、その人を見てまた別の人が・・と、ちょっとおばさん(おばーさん)に流行?中。

縫ってくれた友だちがどんなに「縫い手」か、HPに座布団カバーが出してあるから見ていただくといい。HP内「合切袋」、ちと古いけど2010年9月17日。あれはそうしてくれと注文したのではなく、解きものの木綿のきものを何枚か渡して「適当に混ぜて」と頼んであったもの。
いま調べて、もうそんなに経ったのかとびっくりした。

市会議員のM子さんが、原発に関わる訴訟の原告団に入って貰っていいかと言われたから、どうぞと即答した。5年も、それ以上もかかるかも知れないとのこと。
「5年?わたし80になっちゃう。それまで居るかなあ」と言ってから自分でびっくりした。今年の誕生日以後、5歳足せば、たしかに80だわ。



by buribushi | 2012-01-28 22:14 | きもの・衣服 | Comments(4)

雀の食堂

糠を載せておく、脚をつけた台、雀の食堂にすっかり雪が積もってしまった。
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いいおじいさんが雪を除けて、糠を撒いてやる。
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雀はなかなか用心深く、近くの梅の木に来て止まっているが、すぐには台の上へ来ない。夕方、やっと集まって糠を啄む。
足でかき回すので周りに糠が飛ぶ、それを雪の上で食べているのもある。
右上に見えるのは若い枇杷の木を冬囲いしてあるもの。こんなにすっぽり埋まって仕舞えば、凍みる心配が無くなってかえっていい。
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by buribushi | 2012-01-27 19:22 | 猫・動物 | Comments(8)

また、てぃんさぐぬ花

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沖縄へ行くようになって何回目か、観光客相手の大きい民謡酒場ではなく、地元の人の行くところへ行って見たかった。
那覇の、国際通りからは離れた小さい民謡スナックは、ランニングシャツ姿の若者や島サバ(ゴム草履)を履いたオジーが飲んでいた。
近くにいる若者が「運がよかったさー。あれ有名なシバイサーだよ」「役者さんってこと?」「そうそう」曜日によって違う出演者が、今夜は当たりだというのだ。

それが宮里栄弘・瞳夫妻を見た初めだった。民謡と踊り、沖縄古武道の型など見せる。
圧巻は「鎌の手」で、月桃をスパスパと切って見せたあと、その鋭利な鎌をつけた紐を両手首にきりきりと巻き、鎌を持って武術の型を見せていたと思うと、いきなりその鎌がひょうと飛んで来る。弧を描いてまた栄弘さんの手に戻るんだけど、その一瞬、のけぞってしまう迫力があった。

瞳さんと二人で獅子舞も見せた。沖縄のお獅子はふさふさと毛が生えているが、それを一本一本結んで自分で作ったと言っていた。中で一度二人が入れ替わり、また戻っていることなど初めはわからなかったので、あのきゃしゃな瞳さんが栄弘さんを高々と担ぎ上げるのかと驚いたものだ。
獅子舞が終わると、客席で一人一人頭を噛んであるく。
小さい熨斗袋をお獅子の口に入れると、握手して受け取って呉れた。

「アラレちゃんアラレちゃん」と栄弘さんが言う。「カウンターのアラレちゃん」カウンターにメガネを掛けたのは私しかいない。「わたし?」「そう、アラレちゃん。沖縄の歌は何をご存知?」「うーんと、てぃんさぐぬ花」「ハイ決まりー」三線はすぐ前奏を弾きはじめ、私はひょこひょこと出て行って唄ってしまった。
酒場へ一人で入るのも初めてなら、唄っちゃう、というのも初めてだった。

勘定を頼むと700円だという。「え?それでいいの?」「ウチは何でも700円。お酒も、おかずも、何でも一つ700円」「チムは?」「あれはお通し」1000円払ってお店を出た。
泡盛を一つ取って、水でうんと薄くして、添えられたレバーの塩茹でをしこしこと噛んでいたのだ。
何だかとても「大人」な気分がした(六十幾つ(当時)になって何を言ってんだか)。

写真は栄弘さんの「芸能生活35周年記念」のプログラムから。空中へ跳び上がっているのも彼である。
シバイサーと言われたのは、「ウンタマギルー」「パラダイスビュー」など、沖縄映画に彼がよく出演していたから。



by buribushi | 2012-01-26 10:35 | 沖縄 | Comments(6)

てぃんさぐぬ花

短歌の投稿作品のなかに、「琉歌」を題材にしたものがあった。採って、コメントで琉歌の説明を少しして置いた。
短歌は五七五七七、五句三十一音なのに対し、琉歌は八八八六、の四句三十音であること。古い唄いものもその形で出来ているものが多いこと。

てぃんさぐぬ花や(てぃんさぐぬはなや  鳳仙花の花は)
爪先に染みてぃ (ちみさちにすみてぃ  爪先に染めて)
親ぬ寄し言や  (うやぬゆしぐとぅや  親の教訓は)
肝に染みり   (ちむにすみり     心に染めなさい)

天ぬ群り星や  (てぃんぬぶりぶしや  天のすばるは)
読みば読まりしが(ゆみばゆまりしが   数えれば数えられるが)
親ぬ寄し言や  (うやぬゆしぐとぅや  親の教訓は)
読みやならん  (ゆみやならん     限りない)

ここにburibushi(すばる)、本名もみんな入っている。
ホームページを作るとき「てぃんさぐの花」にしようとしたら、一万件以上も同名があったので諦めた。

今の天皇さまは独学で琉歌を作られるそうで、どこかで見たらちゃんとウチナーグチ(沖縄語)を使いこなして戦争の死者を悼んでおられた。あのおじいさんは、いい方だ。



by buribushi | 2012-01-25 22:04 | 沖縄 | Comments(6)

降りました

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また寒波が来るという予報通り。朝、まだ暗いうちに除雪のブルドーザーが通る重い音で目が覚めた。
まず一番先に玄関の雪かきをしておかないと無人の家みたいで、配達の人にも迷惑を掛ける。
新聞の配達は早いので、雪をこざかせてしまった(雪をこざく、は、雪を踏み分ける、か。お国言葉の常として、ぴったりの共通語がみあたらない。ネイチャーとしてはこざく、は、こざく、だと思うが)。

セーターの上にもう一枚シャツを着て、すっぽりとヤッケを着て、毛糸の帽子、軍手。ゴム長靴。完全装備で寒くはない。
雪はスノーダンプで押しながら道を横切り、用水路へ捨てる。みんなやっているので、大きくもない流れの水面は雪でいっぱいだ。こんな流れでもずいぶん助かる。
直角方向の雪も除けたいが、用水まで遠いので、大きいスコップでただはね上げて置いた。
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今年から玄関の吹雪避けをネット製のカーテン、のような物にした。向こうがよく見えてよろしい。雪は多少吹き込むが、スコップでかりかりとやるだけ、たいしたことはない。



by buribushi | 2012-01-25 09:30 | くらし | Comments(6)

アブチロン

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去年挿し木が着いたアブチロンの苗、まだ小さくひよわなのを二階へ取り込んで置いた。
小さい蕾も見えたがいずれ春待ち、と思っていたのに、咲いてくれた。室内で育ったにも関わらず、真っ赤な色がそのまま出ていてじつに嬉しい。
冬至以来、少しずつ、少しずつ日脚が伸びているのを、植物も、というか、植物こそ、よく感じ取っているのだろう。

しばらく落ち着いていた雪がまた降り出して、野の鳥なんかはどうしているのだろう。今日外で見かけたナナカマドの赤い実は、ひよどりが群がって食いこぼしていた。



by buribushi | 2012-01-24 15:06 | 草・木・花 | Comments(14)

おかず

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何ということはないけど、あると落ち着くような普通のおかずが要ると思って作ったもの、煮豆ときんぴらごぼう。

豆は甘めに、きんぴらはさっぱりと味をつけて唐辛子を振った。
去年亡くなった義兄が、私の煮豆を「ばあば(母親)が煮て呉れたような味だ」と言ったのを思い出す、もっと度々上げれば良かったのにね。

タッパーに詰めて、たくあんも出して来て、小さい荷物にしてまだ東京にいる義姉に送ろうと算段していると娘②が来た。
おばちゃんがたくあん出して、何々、何々と一緒に送ってくれって。というので、一緒に送って貰った。市内からここまでたくあん出しにというのもなぁ、と思うが、娘が財(たから)を天に積む、ということか、と思って黙っている。

夕飯には、畑の葱を床下に仕舞ってあるのを持って来て、鶏肉と煮て卵でとじる。
昨日の烏賊刺身の切り落としをさっと茹でたのを、ナマ玉葱少し入れて酢味噌和え。
くーぶいりちー(昆布の炒め煮)のつもりで、水に戻した昆布を刻み、油揚げ、人参などと煮たのは昨日の残り。
たくあんは果実酵素の絞り粕を入れて漬けたら少し味がありすぎるくらい、おいしい。娘②や義姉にも上げて、もう半分まで来た。残るよりはよろしからん。



by buribushi | 2012-01-23 19:00 | Comments(2)

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