おしゃべりきものⅡ-または、おしゃべりねこ

カテゴリ:きもの・衣服( 61 )




刺し子木綿のジャケット・〇ニクロのセーター

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 先日の、極く細かい刺し子の紺絣をジャケットにして貰いたくて、娘推奨の市内の店へ持っていってみたところ、6桁円の費用がかかることがわかりすごすごと帰った。諦めたわけではない、あのような品物に縁があったからには、生かしたい。私の残りの生の間じゅう、着たい。ただのコレクションになどしてなるものか。

 写真はその話と無関係。このあいだ行った、市郊外のジーパンやさん。鉄骨や鉄筋、鉄板がむき出しの店内なのに、スタッフのいるコーナーが古い木材で出来ているのが面白くて撮った。
 夫がオレもあったかジーパン、と言って出かけたら、まだ30%OFFをやっていてラッキーだった。もうひとサイズ下を、と言うと、これが一番小さいですと言われる。ベルトをするからいいことにした。
 わたしは60歳を過ぎたころ、もうジーパンを止めようかと思ったことがある。すぐまた戻ってしまい、20年経った。
 若い頃から、茶色系統や藍色、白なんかがすきで、無地か縞、チェックを着ていた。最近、枯れがれとしてきたので、ばーさんかじーさんかわからんようでもどうかと思う。えんじ色やピンクのセーターも着るようにした。ユ〇クロなら、千円台からある。無〇良品にもある。





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by buribushi | 2017-12-12 22:38 | きもの・衣服 | Comments(8)

刺し子衣の「もじり袖」

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 先日ぷろぽぜで求めた刺し子の長着は、コートにして着るつもりなので夜なべに少しずつ解き始めた。
 表地と裏とを刺し子で一体にした生地の必然だろうが、袖は一枚の布を畳んで成形する捩り袖(もじりそで)になっている。


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 裏を見る。と、言っても、わたしをはじめ、実際を知らない者が見てもわからない。布を袖の形に畳んでみている。


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 刺し子生地は縁を三つ折りにして縫うわけには行かないから、いわゆる切りっぱなしを黒い繻子の布で縁取りしてあった。繻子らしく擦り切れているその縁を外すには、ひと針分ずつ鋏で糸を切る他はなく、この先の手間を思うと呆然とする。
 これだけの品物を縁あってわたしのものとして身につけようというからには、それはしなければならないことだと思う。始めれば、いつか終わる。






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by buribushi | 2017-11-23 22:07 | きもの・衣服 | Comments(4)

こんなに細かい刺し子!

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 一ぴきの生鮭をうちで切る前に、なんとか魚屋さんで切って貰えないかと車に積んでうろうろした。頼みの魚屋さんは休み、知らないところにそんな用で飛び込むのもなあ。日は暮れてくるし。

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「ぷろぽぜ」さんに飛び込んでみたけど、魚やさんの情報無し。
ん?目に飛び込んできたものあり。紺絣としても細かい、いい絣だけど、それだけではないオーラというか。あ、それ刺し子です。

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 この裏!細かいこまかい、こんなこまかい針目で、チクチク、チクチク、全部刺し埋めてある。男物の、もじり袖の長着一枚。気持ちの中ではもう、わしづかみ状態。思ったより高く無かった。仕入れ値まで教えて、少しのマージンで分けて呉れた。
 きもの一枚分の分量を、この針目で、ずっと刺したちからというか、きもち。わたしが出合ったというご縁。



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by buribushi | 2017-11-21 20:46 | きもの・衣服 | Comments(8)

ダウンコート、タートルネックセーター

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 さる広告で男物のダウンコートを見た。薄手ですっきりしていて、これなら軽くて暖かそうだ。夫に買おうかな。そう思っていたら、おい、これ良さそうだ、と本人も言う。バーゲンとかで、値段も割り引かれて1諭吉くらい。
 色は暗めのベージュを選んで、もう届いた。なにより軽いのが有難い、そして暖かいという。良かった良かった。型はごく当たり前のもの、これが何より。

 午後、憲法勉強会。
 夕方、町へ。無〇〇品で私のセーターを買う。普通のウールで、黒のタートルネック。サイズは何を買っても袖丈が余って、まくって着るので、たっぷりとLにする。シワのみならず頬がこけて、ますますおばあさん顔になったので、グレーを含んだピンクとか、パープルを含んだグレーとか、そういうものやわらかな色を着ればいいかもしれないが、私のイメージするような色に出合わない。
 いっそのこと黒にして、白髪に赤っぽい布でも被ろう。totiさんのブログを見てかぶり物を手づくりしたことがあったが、丁度それくらい取れそうな印度更紗の端切れがあるのを出して来た。
 長女が木綿屋の店をしていた頃のもので、暗い紅に黒の細い線と茶色で花が染めてある。思っていたより更にいい。

 体調が落ちると気分も沈み、わたしもそろそろ日没閉門かなと思ったりするが、食べ物作りが億劫でなくなり、オシャレのことを考えると楽しい、という具合になってくると、いや、まだもう少しお邪魔します。
 それにつけても、セーターとか、コートとか、基本的な衣類で思うようなものが無いこと何年、いや何十年経っても変わらない。
 原型を幾らも離れないような平凡な形で、着てラクで、見てすっきりするもの。変化は色でつければよく、それもコートは黒とか茶、ベージュ、グレーなどあればそれでいい。セーターも基本的な形で、これは色も基本的なものの他赤や藍があってもいい。
 とんでもない大きい襟を付けたり、左右の長さを違えたアシンメトリーにしたり、というのは個性的というのとは違うと思う。

 形が同じ着物(和服)が、着る人によって随分感じが違うように、個性って、中から出て来るものしかない、んではないだろうか。(いつかある人が、洋服は体型のボロが出るけど、和服は中味のボロが出る、と怖いことを言っていた)。

 セーター一枚買ったので、何枚か捨てよう。まだ着られる、もったいないと言いながら、去年の冬一度も着なかったセーターがある。

 



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by buribushi | 2017-11-13 11:13 | きもの・衣服 | Comments(14)

ほんとの(おしゃべりきもの)

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 20年ほど前、生まれて初めてローンというものを使い、ささやかな自分の収入でこつこつと長くかかって手に入れた一張羅の染め紬。焦げ茶と褐色の貝割り縞(一幅を二つに分けた縞)に、絞りで小さい柄が染めてある。鳥獣戯画を模したかと思われるような柄。
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 小千谷紬は藍色と辛子色で変形の市松になっていて、そこに花や葉のようなものが緯絣(よこがすり)で織り出されている。裾回し(八掛)は辛子色だったのを、悉皆仕事で地味な緑系に染めて仕立て直されている。何回も水を潜ったのでしんなりと柔らかく着易く、手触りが結城紬と似ていると言われた。
 40年ほど経っていて、他の紬をこれだけ馴らす時間はもうない。

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 グレイ濃淡と黒と白だけの色使いで、無地と格子と兎の柄が織ってある十日町の紬。裾回しは黒。年上の友人に「着たい!」と言われたことがある。


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長野の飯田紬。裾回しは茶。


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自分で染めた襦袢。枇杷の葉を煎じて、大まかな絞り染めをした。

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 これも自分で染めた襦袢。一幅の大きな市松の青の部分にに、クッキー型から取った単純な兎、湯飲みを伏せて描いた〇(月のつもり)などが染めてある。
 襦袢はいずれも、「ぷろぽぜ」店で買った婚礼衣装の下着の白絹で、1点五百円くらいのもの。昔のもので、手ざわりはとてもいい。
 もともときものに関わる話をしていた初代の「おしゃべりきもの」は写真が入っていなかった。
 
先日、ちょっとした知り合いから、「もう着ないのならきものや帯を譲ってくれ」と言われた。なんと答えたか覚えが無いが断った。
 わたしがふだんジーパンにシャツやセーターのことがほとんどで、その上最近とみに老いが進んでとぼとぼしているのを見ていて出た言葉かも知れない。でも自分もきもの好きなら、着なくても頭の中で組み合わせの事など考えているだけで楽しい気持ちを知らないわけでもあるまいに。
 上田紬や郡上紬など、けっこう値打ちのあるものも人にあげて仕舞い、誰にだったか、もう覚えもないので、執着とは違う。
 がんの手術をしたとき、(元気になれたらきもので暮らそう)と思っていたのだったが。




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by buribushi | 2017-11-04 22:39 | きもの・衣服 | Comments(8)

健康にふんどしぱんつ・ゆもじえぷろん

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娘のところであたらしく分けてもらった、ふんどしぱんつ(この前の話の続き)と、右は今日初めてのゆもじえぷろん。
あくまで身体を整える健康衣類で、セクシーな意味など全くないので、もう全体の形は出さない。柄がいかにも可愛いところをお見せしよう。ネット通販にもあったけど、娘の作ったのの方がかっこいい。


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えぷろんを前合わせにぐるりと巻き付けて、幅広のベルト部分を下めに締める。腰骨の上、くらいの感じ。後ろでひとつ交差して前をきゅっと結べば、緩まない。
ベルトはきものの帯と同じように、下をきっちり、上の端はゆるく締めておなかを支える感じ、きものの帯を結び馴れた人ならよくわかってくださると思う。



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えぷろんの柄2種。これも、見えないぱんつも、柄がかわいいということがいかに気持ちを明るく楽しくするか、使ってみるとよくわかる。

ゴム紐を廃しふんどし型を着用することが身体を整える効果があるというし、柄はかわいいし、すぐにとびついた。まず一番分かるのは、おなかがほっかり温かい。むしろ薄着になっているのに、おなかというか、下半身全体に寒くない。かわいいものを身につけているという楽しさと、この実感のために、もう止める気がしない。

第一、この寒さに、いま湯たんぽいらずで寝ているのだ。生まれて初めてのこと。
あら、母さん顔がつるっとして来てないか?えー、自分ではわからないけど。
50代で肌がきれいになってきた人があるよ、と人に話していたけど、今度から80の人も効き目があったよと言えるねー、と。めでたし。



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by buribushi | 2017-01-24 20:37 | きもの・衣服 | Comments(15)

「ゴム紐症候群」、ふんどし型下着、など

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娘①が、ゴム紐で体を締め付けるのが如何に良く無いかを力説、ゴム紐症候群ということを書かれた本を貸してくれた。これは絶版で、たまたま幸運にも手にはいった貴重なものだという。
なんだか難しくて読みにくく、わかりにくいと感じたが、とにかく読み通した。

ふんどしや腰巻きを使っていた頃には無かった不調を訴える人が多いので、ゴム紐を使わないようにして見たら好転した、という例が幾つも出ていた。

下の写真は、娘が作って呉れたふんどし型ぱんつ2種(着用前)。よりふんどしに近い右側の形は、あまり着用感が良く無かった。
左側は、着けていないように楽だったので、風呂に入るとき洗ってタオルで水気を取って干し、翌日また使った。娘にそう言ったらもう2枚呉れたので、これで当分使い回せる。
薄地の木綿プリントに白の裏を着けて、結構手間暇かかっていると思うので、もっと呉れなんて言えないと思ってネットで見たら、ただのふんどし型でもけっこういい値段、良さそうなのは1枚3千円とあった。ひゃー。
紙に実物を置いて型を写していたら、母さんには無理だという。たしかにこんな完成度の高いものはわたしの手におえない。
もっと厚くて柔らかい木綿で裏無しなら何とかならないか、手持ちの布を出して見ている。

パジャマのズボン、下穿き(ズボン下)の腰のゴム紐は抜いてしまい、4コールの一番細い頼りないゴム紐を緩めに通して、落ちないというだけ、くらいのゆるさにした。
今までもMでいいところLにしていたぱんつは、レース状の幅広のゴムを切り取ってしまい、縫い代にわずかに残るだけにした。自然にヒップハングになり、ゆるゆるに「改良」。タイツ、スパッツの類は捨てた。足首がゆるく、かつ、ずり落ちないソックスは娘が呉れた。

何が変わったかというと、おなかが温かい。むしろ薄着なのに。血行がよくなったんだろうか。本にあるような劇的な変化はないが、それほど悪いところはないということでもあるか?セキチュウカン何とか、も好転するか?

ゴム紐で締めない、下腹は持ち上げ気味にやや圧をかける(料理人の前掛けの締めかた。昔の湯文字ーいまのぱんつに当たる、短い腰巻きーの締め方。下目に締めるきものの帯。など。)のがいちばんいい、と。
着物で暮らすのが一番身体にいい、ということになるね。
そう言えば、中国服、チマ・チョゴリ、サリー、アオザイ、カフタン、などなど、民族服にはウエストを締め付けない、身体の自由そうなものが随分ある。


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by buribushi | 2017-01-19 22:33 | きもの・衣服 | Comments(12)

砂色の紬と宝づくしの帯

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小千谷紬の無地、砂色というのだろうか、グレーがかったベージュの色がやさしい。
姪の知人の織り元で分けて頂いた。


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この紬に良く合うと思う茶色の帯は宝づくしが散らしてある。ぷろぽぜ(アンティークショップ)で掘り出した。解いて、自分で洗って、縫い直して貰った。

結婚披露によばれたが、にわかのこととて(にわかでなくても)六月は着るものがむつかしいな。
妹は絽の訪問着でまだしつけのついたままのが着初めできる、というが、勤め人だった彼女と違い財力の無い当方はそういう結構なものはない。
着物を解いて作ったワンピースをすぽんと着てしまえばいとも簡単で、らくなことだけど、それも味気ないような気がする。
無地といっても紬はカジュアルだけど、傘寿の媼ゆえ、勘弁してもらうとして。いわばシルクのロングドレスの一種として、とも言えるし。
これもしつけがついたままで、がんばって着なければ着ずじまいになるおそれがある。

きものはごく若い時から関心があったが、子育て中はそれどころではなくて。60歳頃になって初めて少し自分の収入があるようになって、紬を買った。生まれて初めてローンというものを使ったのは最初の一枚だけで、あとは知人の織り元だの、少々難あり、という特価品だの。今回の一組も、素材は全部で3万円もしていない。でもほんとうに自分のもの、と思える好みのものが手に入った。

三十数年前の小千谷紬が一枚あるが、洗い張りもしてしんなりといい風合いになり、結城か?と言われたことがある。60過ぎて始まったきものへの執心は、(もうこれをあのように着慣れる時間はない)と思った時ぱたりと終わった。
数は多くなくて、それもほとんど紬だ。上の娘は私を越すこと十数センチの長身だし、背格好の似た下の娘は一切きものに関心が無い、という。
求める気持ちは無くなったが、今あるものに対する気持ちは深いので、この後は、さあ。


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by buribushi | 2016-05-23 22:24 | きもの・衣服 | Comments(8)

Tシャツ一枚700円・沖縄の風が吹いてきた

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赤いシャツは、娘が木綿屋をしていた頃の残り布を貰って置いたのを、近年知人に縫って貰った。

これしかない赤い服は、細かい柄のために着易くて重宝している。

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男物の古い単衣を解いて縫って貰ったシャツ。
シャツの型紙は全部同じ。

始終着るので、シャツから私と気付いてもらったりする。沖縄へ行った時でさえも。




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知人がお嫁に行ってすぐ、残り糸を繋いで織ったという布団地を貰って、娘の店で縫って貰った。
ご存命なら120歳にもなる方の織ったものだから、100年は経っている布、大好きで、一生着るのだ。


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全部に組み合わせたTシャツは、税込み700円で買って来た。1400円、1900円の順に値札が隠れてい
た。
レーヨンと綿半々で手ざわりが柔らかい。

4月はじめの切符がとれたので、一年ぶりで沖縄行きの予定。
1999年4月に初めて行ってから41回になるらしい。夫の体調が悪かった一昨年は一度も行かなかったが、そのほかはわたしが1月に直腸がんを切った年さえ10月に行っている。
新潟-沖縄の片道旅費にあたる金額のなかに、往復旅費と宿が3泊入れば「買い」というのが最近の基準だった。
以前は誕生日割引で、何処までであろうが一区間1万円で切符が買えた。それを利用して、夜行バスで東京へ出て、羽田から石垣島へ。そこからは高速船で西表へ。という、67歳、あれはいま思えば私の旅行全盛期。

今回、暮から何回も試みても、「片道分旅行」が掴まらない。ヘタになったか、これも老化か、と思う。買い物目当ての外国人旅行者が増えたせいじゃないの、とも言われた。
満足な結果では無いけど、とにかく、取れたことは取れた。このところ毎回、これでおしまいかも、と思いながら行っているので、多少宿がジョートーになってもいいことにする。
シニア空割、という、沖縄まででも1万3千円台で買える切符はあるが、当日空港へ行って空席があれば買えると言うもので、宿のこともあり、それを使いこなせるほどの旅上手ではない。

行ってからでも取れそうな宿、と思って当たってみた浮島通りの〇〇荘もいっぱいで、しかも数年前2500円だったのが5000円台になっているのを見たら、外国人旅行者増加説が当たっているのだろう。
マンションの空き部屋を宿にした「新金一旅館」というのが安くて便利な場所で、何回か泊まったことがある(いまは無い)。〇〇荘は同じ場所なのだ。当時から、喧嘩かと思うほど声の大きい外国人が泊まっていたっけ。
そういうわけ。沖縄はわたしの「ぬちぐすい(命の薬)」、用意としては白のTシャツ一枚。



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by buribushi | 2016-03-11 21:22 | きもの・衣服 | Comments(13)

パジャマ・セーター・ジーパン・マフラー

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ダブルガーゼの白いパジャマ。大好きでこればかり着るのでくたくたで、なおいっそう肌触りがいい。
ダメになってしまう前に同じようなのが欲しいが、みつからない。どこかそこらで買って、もう何処で買ったかも覚えていない。


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丸首で、袖付けが広めで、ゆったりしたセーター。上の娘が木綿屋の店をしていた頃、少し手伝ってお小遣いを貰ったので、奮発して買った。20数年経っている。よそ行きにばかり着ていたのを、近年はわりによく着る。
こういう、丸首でゆったりして、飾りが無くて、紺、茶、ベージュ、紅などの単色のが欲しい。って、なんにも難しい注文では無いと思うのに、それが見つからない。


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いまは伸びる生地の物ばかりで、当たり前の木綿100%のジーパンが身辺で見つからないから、これは貴重な最後の一着。膝の上で何か切っていて切りつけたらしいキズを繕ったら、そこも好きだ。
当たり前のジーパンがいいな。どこかにあるんだろうな。


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茜染めのウールのマフラー。新しいときは少し朱色を含む赤だったが、十年くらい使ったいまは段々赤さが落ち着いて、紅と言いたい色になった。草木染めのすばらしさは、使ううちに一緒に歳をとるのだ。
これは、これ一本あれば一生ものだと思う。
二十歳の頃、展示会で赤いマフラーを見て一目で気に入り目が離せなかったが、値段は3千円で、私の収入が月5千円のころだったので諦めるしかなかった。このマフラーは、その時のマフラーの面影がある。

あと、いいオーバーが欲しいと思いながらもう何年経ったことか。成人式(出なかったが)の前に、名古屋・大須のまからんやというお店のおばあさんにその近所の洋品店へ連れて行って貰って、紺のモヘアのオーバーを8千円で買った。軽く暖かく、寝るとき布団の上に掛けても力を発揮した。娘のオーバーに直して着せて、水害で泥が付くまで捨てられなかった。
あれ以後は間に合わせ続きの気がする。

ほんとに気に入ったものがあれば多く持つ必要が無いから、気に入ったら思い切って買えばいいんだよね。(残り時間、残り時間、)という内心の声に聞こえないふりをしながら申す。


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by buribushi | 2016-03-06 22:15 | きもの・衣服 | Comments(4)

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