おしゃべりきものⅡ-または、おしゃべりねこ

カテゴリ:ひまねた( 4 )




顔のはなし

 美人に生まれなかったので、お化粧というものをする習慣がないまま今日まで来た。正確にいうと、紅おしろいというものをつけたのは今までに2回だけある。2回とも大変恥ずかしく、すぐに洗い落とした(もっとも、いま思えば、ほんのおしろいと紅だけのおてもやん式)。身内の結婚式で留袖を着た時も、がんとしてお化粧を拒んだので、写真はわたしだけ薄黒い顔をして写っている。

 行きつけの八百屋さんで、有名人に似ているという話のとき、女性でなくて悪いけど、養老孟司先生に似ている、と言われた。癖のある髪、と髪型。眼鏡。角張ったアゴ。わたしもそう思うと答えた。

 最近、じぶんの古いブログ(さるさる日記)の「おしゃべりきもの」で顔の話を見つけた。
 那覇の農連市場辺りで、軽貨物(わかりやすく言ってしまえば一種の白タク。厳密には違法だろうが、沖縄では普通に利用されている)の人達がたむろしていた。どこかへ行かない?などと話しかけられて、なんとなく話の輪に。
 そのうちに、「ねーさんシマはどこ?」「ニーガタです」「あら、島んちゅじゃなかったの。沖縄の顔だよ。何とか島(名を忘れた)の人はアゴがこう・・・」と自分の顎をなでる。角張った、いわゆるエラが張った顔のことを言っているらしい。アハハ-、嬉しいなと言って別れた。
 何島と言ったっけ?もう一度聞こうと思ったが、帰りにはもういなかった。市場帰りの大荷物を持ったお客でもいたのだろう。

 友人のSさんは、アジアの外国へ行くと、現地の人に間違えられるという特技?がある。行ってから買ったバティックのシャツを着て奥さんと歩いていたら、日本人旅行者が「奥さんは日本人だよね」と言っていたそうだ。彼もエラが小さいほうじゃない。

 私が1歳の時の写真がある。かわいい赤ん坊だわ、と、うぬぼれてはいるが、やっぱりどう見ても四角い顔をしている。
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by buribushi | 2016-01-21 13:21 | ひまねた | Comments(11)

金閣寺焼け残りの柱から・千年欅の細工物はどこに・ほか

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愛宕神社の千年欅が伐り倒される時の写真を見る事が出来た。
ミミの父さまが、それで創った細工物があるのではないか、むかしの人は物を無駄にしない、と言われる。思い出したことがあってはっとした。

与板に本願寺の新潟別院がある。その近くにある「別院橋」は1957年にコンクリート橋に掛け替えられたと記録にある。その、古い、杉の木造りの橋の橋脚が川底の泥に埋まっていたのを掘り出して細工をした人があった。
家の近くの路上で、ポケットから出して、ほら、これをやろう、と渡されたのが埋もれ木で創った箸置きだった。もう故人になられたが、頂いてから30年は経っていないと思う。別院橋の橋脚だということはその時聞いたが、もっと詳しく聞いておけば良かったものを。

泥中の橋脚でさえそうだもの、千年欅がむざむざ捨てられた筈は無い。聞きたい私が傘寿の老人では、年上の人は減るばかり、気が急く。今年の仕事。

これを載せてある炬燵板は岐阜の養家から来たもので、欅の板の、節の処に漆で紅葉の葉が描いてある。物心ついた頃からずっと見て来た。



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これは1950年7月、放火により焼失した国宝金閣寺の、燃え残りの柱を削った板に書かれている。
火災のあと1955年再建された金閣寺の、1987年・昭和の大修復に、私の小学校の同級生が塗師屋として参加していたが、仕事が終わったとき管主が書いてくださったもの。私の分も頼んで書いて貰ったという。
北山殿とは、創建者足利義満の別荘としての名であり、鹿苑寺は金閣の正式名。
柱を板に作る時、焦げた面を一部削り残してある。
これは、1397年に足利義満が創建した、まさにその柱なのだ。1600年以上の昔!震えが来るような貴重品を、鬱金木綿に包んで仕舞うこともせず、ただ床の間に置いたので、すっかり古びてしまった。
私がいなくなっても取り捨てたりすることの無いよう、子どもに言って置かなければばならない。


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by buribushi | 2016-01-05 05:01 | ひまねた | Comments(8)

千年欅最後の写真

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1962年発行の「与板史こぼれ話」のなかに「与板の伝承」という章があって、愛宕神社の大欅のことも載っているのを見つけた。
1950年5月21日の風で枝が裂けて、近くの工場を押しつぶし死者が出た。残りも危ないというので伐り倒され切り株が残るのみ。
康平三年(1060年)の越後地図ではこの付近が入り海だったが、もし地図が信頼できるとしてもこの欅が千石船を繋ぐほどの成木ではなかっただろうとある。
私はそれより、この辺りの海岸で、船が繋げるほどの位置にそんな大木が育ったとは思えない。まして自然に埋め立てられて平地になってしまうような場所ならば遠浅で、船が近づけないんじゃないか。
愛宕様の欅が滅多に無い大木だったことは確かで、その大きさから作られた話ではないのだろうか。

寺泊の松沢町に親戚がある。子どもが小さい頃、その家の中で裸にして、裏口から裸足でぺたぺた歩いて海辺へ行き、遊ばせていた。
50年ほど経つ。自然に溜まる砂で海岸がだんだん遠くなり、地所が出来て、その先に道路が出来て、そのまた先に家が建つほどになった。浜茶屋も新しい海岸へ移っていった。
地図の信用が云々されるが、1000年ほど昔の入り江がいま山村になっていても、不思議は無い、か?
その方が話は面白い。


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いま、切り株を囲っている石垣は、上の写真に見られる欅の根元の傾きのまま、傾いた囲いになっている。昨日も載せた写真だが、その傾きが一番よくわかるので再掲。


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by buribushi | 2016-01-04 16:27 | ひまねた | Comments(6)

愛宕神社・船を繋いだ千年欅

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与板・横町の愛宕神社境内に、千年欅と伝えられる切り株が残っている。
1950年の大風で倒れたという。私が初めて見たのは1960年のことだったので、まだ巨大な木だったことを偲ばせるものがあった。
そのまま風雨に晒されて、いまはもう、単なる「跡」になるのも時間の問題か。


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反対側から見る。株の中程から若い欅が一本育っている。手前に由来を記した石碑が建ててある。


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碑のはじめの部分。むかしこの地が入り海だったころ船を繋いだ云々とある。

800年ほど前のものだという古地図の写しを見ると、弥彦山の後ろまで海が入り込んでいて弥彦山は半島をなしている。この辺りも入り江で、海のほとりに與田とあるのがいまの与板であるという。
たいへん興味深いが、この地図そのものが偽書であるという説もまた、あるという。うーん。

ブラタモリというテレビ番組のなかで、タモリが出かけた先の地形や、地層などを見て、ここは川だったとか、海だった、また、火山の噴火で出来たなどと、専門家の案内人なみに詳しいはなしをする。
知識があるということは、なんとものごとが明らかに見え、興味尽きないことなのか、わくわくするほど楽しく見入る。
そういう、詳しい人が見て、ここがほんとに入り江だったのかどうか解ればなあ。どこに、どういう手がかりがあるのか、ご存知の方、教えてください。


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都野神社で見かけた狛犬。上が一番古く、順に新しいのだろう。古いのは凄みがある。新しいのは「まめ助や」「クーン」と言ってる子犬みたいだ。


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今日の入り日。


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by buribushi | 2016-01-03 17:11 | ひまねた | Comments(8)

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