おしゃべりきものⅡ-または、おしゃべりねこ

2017年 04月 12日 ( 1 )




「野草の手紙」ファン・デグォン、酒粕パン、

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 ファン・デグォン(黄大権)は、1985年にアメリカ留学から一時帰国した直後、無実の政治犯としてとらわれ、金大中政権が出来て98年に特赦で釈放されるまで、13年あまりを独房で過ごした。
 日記まで禁じられた彼が、唯一許された週一度の妹宛の手紙と、そこに添えられた野草のスケッチ。
 5年間無実を訴えつづけても実らず心身疲れ切っていたとき、ふと雑草に目がとまり、資料を取り寄せて野草の研究に没頭、しまいには刑務所内に野草園を作り上げて、心身回復していった。この本は02年に出版されてベストセラーになった。
 薬草をブレンドしてお茶をたて、野草の漬け物「水キムチ」は仲間もよろこんだし、茹でて味噌和えにした野草も美味しかった(そういうことは出来る牢屋だったんだね)。
折角作った野草畑を清掃員にむしられたり、なかまが下水から「採取」した人糞を薬草にまで肥料として撒いて仕舞ったり、苦労のさまがかなしくもおかしい。



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 スベリヒユの話のページ。スベリヒユは湯通しして干して置くと保存出来て、冬も食べられる。あらゆるむくみやできもの、その他薬効の多い草だという。
 彼が参考にしたのはチャン・ジュングン著「体に良い山野草」で、この本は学問的知識の羅列ではなく「山野草オタク」のチャン博士の経験と知識の記録で、実用的、とある。
 13年は長かったが、そこで自然と向き合い(草のみでなく虫やネズミまで)多くを学び喜びを見つけた。これは草の本で、生き方の本。




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 今日のオマケ写真。
 ド〇ロクを絞った後のゆるい酒粕を小麦粉と練り混ぜてしばらく置き、蒸したパン。塩を入れたオリーブ油と、黒糖を煮て作った黒みつを添えた。




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by buribushi | 2017-04-12 21:48 | | Comments(4)

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